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真言宗智山派

塩澤寺のお参りの記録一覧
山梨県 甲府駅

惣一郎
2022年04月22日(金)
1269投稿

【甲斐国 古刹巡り】

塩澤寺(えんたくじ)は、山梨県甲府市湯村にある真言宗智山派の寺院。山号は福田山。本尊は地蔵菩薩。甲斐百八霊場第六十三番。地蔵堂は国指定の重要文化財。

『甲斐国社記・寺記』によると、平安時代808年に空海が開山し、955年に空也が開祖であったとしている。鎌倉時代には蘭渓道隆が中興となり諸堂を再建。戦国時代においては、武田氏から諸役免除を受けていた。江戸時代には山宮村(甲府市山宮町)の明王院の末寺となっていた。

当寺は、JR中央本線・甲府駅の北西3kmの山の麓の傾斜地にある。平地にある山門から高台の地蔵堂までは一気に階段で上がる感じで、地蔵堂からの見晴しは良好。境内自体は広くはない。

今回は、地蔵堂が国指定の重要文化財であることから参拝することに。参拝時は休日の午後、参拝者は自分たち以外にはいなかった。

塩澤寺の山門

境内南端入口。小丘の麓に仁王門がある。

塩澤寺の手水

立派な松の枝が邪魔をして<寺号標>が見えないのでずれてみる。

塩澤寺の山門

階段を登り、<仁王門>をくぐる。大わらじが掛かっている。

塩澤寺の像

左側の<吽形仁王像>。

塩澤寺(山梨県)

右側の<阿形仁王像>。

塩澤寺の建物その他

仁王門をくぐったところ。<地蔵堂>までまっすぐに階段が伸びている。

塩澤寺の狛犬

階段途中の両側には<狛犬>がいる。

塩澤寺の建物その他

<地蔵堂>の前にはスペースがないため、写真の画角に建物すべて収めるために、階段途中で写真を撮る。屋根は青銅の緑、躯体が良い感じに色づいている。

塩澤寺の手水

階段を登り切った右側にある<水屋>。

塩澤寺の建物その他

<地蔵堂>は、江戸時代前期の建立、桁行四間、梁間三間、一重、寄棟造、茅葺形銅板葺。国指定の重要文化財。

塩澤寺(山梨県)

<地蔵堂>内部。

塩澤寺の地蔵

中央に安置されている<石造地蔵菩薩坐像>。

塩澤寺の建物その他

<地蔵堂>からの眺望。近くは甲府市南西部、遠くは甲府盆地西部の山々が見渡せる。

塩澤寺の建物その他

地蔵堂の左隣にある<西堂>。

塩澤寺(山梨県)

地蔵堂と西堂の間の奥にある<須佐神社>と<塩釜神社>。

塩澤寺の地蔵

上写真の2社の左隣にある<愚痴ぼやき聞き地蔵尊>。こっそりと愚痴を言うために囲いが設けられている...(^_^;)

塩澤寺の建物その他

地蔵堂の右手にある<お守り札お授け所>。

塩澤寺(山梨県)

お守り札お授け所の近くにある<身静庵>。何の建物でしょう...?

塩澤寺(山梨県)

階段を下って来て<寺務所>。御朱印はこちら。

塩澤寺(山梨県)

寺務所前に立つ<舞鶴のマツ>。明治時代には甲府の三名松の一つに数えられた。山梨県指定の天然記念物。

塩澤寺(山梨県)

最後に<仁王門>。<舞鶴のマツ>の枝が仁王門の前まで伸びているのが分かる。(^▽^)/

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