みさきじんじゃ
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御崎神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年04月19日(火)
参拝:2022年3月吉日
【甲斐国 式内社巡り】
御崎神社(みさき~)は、山梨県甲府市美咲にある神社。式内論社で、旧社格は村社。祭神は稚産霊神、保食神、大国主神。別称は御崎稲荷大明神。
創建は不詳。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐国 巨麻郡 宇波刀神社 小」の論社となっており、他の論社としては宇波刀神社(北杜市明野町)がある。甲斐源氏武田氏が石和に居を構えた時に、当社をその守護神として居館内に祀ったとされる。戦国時代の1519年に武田信虎がつつじが崎に居を移し築城する際に当社も三の郭内に遷座し、武田家代々の崇拝社となった。1575年に城外西南に遷座したが、1582年の織田信長、徳川家康の甲斐侵攻で社殿を大破。その後甲斐国が徳川家康の領国となると諸社寺を復興し、1586年には家康が国内巡視で当社に参拝し、御崎大相撲(甲斐国産相撲の一つ)を上覧した。1594年の甲府城築城の際、当社は現在地に遷座した。
当社は、JR中央本線・甲府駅の北方1kmちょっとの、道幅の狭い古くからの平地の住宅街の中にある(したがって車では行きにくい)。西側ちょっとの場所に甲府第一高校がある。隋神門から始まる境内地は広々としていて、社殿は大きく堂々としている。かつては古木が林立していたようだがそのほとんどを切ったようで、境内は非常に明るく、境内中いたるところに巨木の切株がある。石製小社は多くあるが、建物の形の境内社はなく、見どころは少ない。
今回は、甲斐國の式内論社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分たち以外にも参拝者が数組いた。
境内南端全景。参道を少し進んで左側に<社号標>がある。
参道をかなり進んだところにある<鳥居>。古い年代の物なのか、柱間の幅が狭くて縦横比が独特。笠木の両端が反り上がっているのも特徴的。
鳥居の扁額には「稲荷社」とある。当社の別称は「御崎稲荷大明神」。
鳥居をくぐると、その先に<隋神門>が見えてくる。
参道左側の<狛犬>。こちらは見た目違和感を感じないが、、、
参道右側の<狛犬>。こちらは眼と歯に白い彩色、口に赤い彩色が入っている。目つきが鋭くて、ちょっと怖いかも...(^_^;)
威風堂々とした<随神門>。黒を主体に白い彩色が入っている。屋根や躯体の状態からして、まだ新しいのかな。
隋神門をくぐったところ。社殿周りには大きな樹木が1本も見当たらない。
参道左側の<手水舎>。
<拝殿>全景。堂々とした構え。屋根や躯体の状態からすると、まだ新しいそう。
拝殿正面。上部に扁額はない。開いた扉部分には品良く簾が掛かり、扉には命名表が掲げられている。
拝殿の左側から後方の本殿を見に行く。幣殿、本殿は瑞垣に囲われており、本殿周りには樹木が茂っているため、本殿自体は見えなかった...(^_^;)
本殿そば左側にある境内社群。石製小社に個別に台座が付く。
本殿の左側にある境内社群。豪華な台座にたくさんの石製小社が並ぶ。
さらに左側にある境内社群。台座が簡便なコンクリ造りになり、その上に石製小祠が並べられている。
境内西側にある境内社群。基本台座もなく、ちょっとかわいそうかも。
拝殿の左側に建つ、軽量鉄骨造りの<神楽殿>。
<社殿>全景。拝殿・幣殿・本殿は、全体見回した結果、けっこう豪華。
最後に拝殿の右側にある<社務所>。御朱印はこちら。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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