白狐稲荷神社のお参りの記録(1回目)
山口県湯田温泉駅

この辺りに伝わる白狐伝説発祥の神社です。熊野神社の境内社と考えて良いのかも。もう少し白狐を前面に押し出しているかと思っていましたが、小さな祠でした。湯田温泉発祥の地とも云える白狐を冠した神社ですが、正式名は稲荷神社。昔の写真を見てみると現在の祠もなかったようです。何らかの原因で焼失した後に現在の祠が建てられたようです。調べてみても関連する記事は見当たりませんでした。ただ、以前の社殿の跡を見ても、そう大きな社殿ではなく、良く境内社にあるような規模であることが伺えます。伝説の白狐を冠した神社なので少し期待が大きすぎました。又、大内氏が造り上げた山口の都市造りに京都を範にしたことはよく知られていますが、ここにも四神の神獣による加護を取っていたようです。この辺りは白虎の方角ですが、虎の代わりに狐で「白狐」ということになる様です。