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つるおかてんまんぐう

鶴岡天満宮のお参りの記録(1回目)
山形県鶴岡駅

投稿日:2021年10月26日(火) 10時54分14秒
参拝:2021年10月吉日
鶴岡天満宮は、山形県鶴岡市神名町にある神社。旧社格は県社。祭神は、菅原道真公。

創建は不詳。社伝によると、室町時代の1469年以前の創祀で、武藤氏統治下の大梵字城、最上氏統治下の大宝寺城の城内に鎮座し「鶴岡太宰府神社」と呼ばれた。1603年に最上義光の命で、城池改築を機に、現在地に遷座している。その後の庄内藩主・酒井氏からも庇護を受けた。

当社は、JR羽越本線・鶴岡駅の南方2kmの市街地・住宅地の中にある。大きめの道から少し入った静かな場所にあって、境内は広く社殿は大きく旧県社も納得。学問の神様ということで、地域の受験生などの参拝が多いようで、絵馬が多くかかっており人気が伺われる。

今回は、山形県の旧県社ということで参拝することに。参拝時は週末の午前中早めの時間で、街中にあることもあり、自分たち以外にも地元住民と思しき人々が参拝に訪れていた。


※小話。「鶴岡天満宮」をネットで検索すると、困ったことに「鶴岡八幡宮」@鎌倉が上位にガンガン出てくる。地名からするとこちらが本家っぽいけど...(^_^;)
鶴岡天満宮のその他建物
境内西端の入口。<社号標>には<縣社 太宰府神社>と書かれてある。ネット情報では、大きい真っ赤な六脚鳥居があるはずだが、建替えのために撤去したのか、現状では鳥居はない。
鶴岡天満宮の手水舎
参道左手にある<手水舎>。
鶴岡天満宮(山形県)
手水舎前から<社殿>を望む。このあと、参道の両側に境内社などがいくつか立っているので順に見ていく。
鶴岡天満宮の鳥居
まず参道左側にある、一つ目の境内社の鳥居。
鶴岡天満宮の末社・摂社
一つ目の境内社の社殿。扁額には<地主神社・鈴木今右ェ門慈○社>とある。 ※○は字が消えかかっていて読めない。当社由緒書に記載なし。
鶴岡天満宮の末社・摂社
次に参道左側にある、二つ目の境内社の鳥居。
鶴岡天満宮の末社・摂社
こちらは<八幡社>の社殿。扁額や表札はない。(当社由緒書より)わがままな古木が良い感じ。
鶴岡天満宮のその他建物
参道右側にある<神輿殿>。八幡社の鳥居前にある。
鶴岡天満宮の末社・摂社
つづいて参道左側にある、三つ目の境内社の鳥居。
鶴岡天満宮(山形県)
こちらは<稲荷神社>の社殿。八幡社とほぼ同じ造り。
鶴岡天満宮の絵馬
参道左側、稲荷神社の鳥居の右隣にある<絵馬舎>。さすが学問の神様ということで、庄内地方の受験生が集まるのかな。
鶴岡天満宮の本殿・本堂
いよいよ<拝殿>全景。全体に大きく、どっしりとしていて、特に横に長いプロポーション。
鶴岡天満宮の狛犬
参道左側の<狛犬>。まだ真新しい。
鶴岡天満宮の狛犬
参道右側の<狛犬>。庄内地方の狛犬は大きい。
鶴岡天満宮の本殿・本堂
<拝殿>正面。扁額には、社号標と同様<太宰府神社>とある。参拝場所が建物の内部にあって、上部には大きな奉納絵画が掛かっている。
鶴岡天満宮(山形県)
拝殿後ろの<本殿>。拝殿と比べると小さめ。
鶴岡天満宮の本殿・本堂
<社殿>全景。拝殿が横長で堂々たるサイズ。銅板葺の屋根には厚みがある。
鶴岡天満宮のその他建物
最後に、境内入口近くの<社務所>にて、御朱印を拝受する。
鶴岡天満宮のその他建物
社務所の右前にある<金剛力 斎藤美濃守>の碑文。江戸時代には金剛力士のような強い力を崇める庶民の見識があり、これに関する口伝えを記載しているとのこと。なお、庄内地方は江戸時代から多くの相撲取りを輩出しているみたい。
鶴岡天満宮のその他建物
手水舎の右側にひっそり立っている<孝行橋>の碑。江戸時代末期に親孝行、姑孝行で知られ、藩公から褒賞を得た女性が、褒賞を当社に寄進し、5つの石橋架設に至った記念碑とのこと。

なんてことない話だが、寺社仏閣はこういった人々の小さな物語を積み重ねているところが大きな魅力の一つだな、と思った次第~♪ (^▽^)/

すてき

御朱印

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