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耕田院の日常(427回目)山形県羽前大山駅

自分の声を聞く「セルフインタビュー」のすすめ

投稿日:2024年04月06日(土)
輪橋山徒然話 2024/4/6.

◆声には三つの種類がある。「みんなの声」、「相手の声」、「自分の声」だ。 

◆「みんなの声」とは、まわりからの意見や評価を指す。上司や同僚からのアドバイスや友人からの応援や批判などだ。「うわさ」も入るかもしれない。大きく捉えれば世論もそうだろう。

◆「相手の声」とは、相手の話す内容や表情、態度などだ。この「相手の声」を聴くことで、私たちは相手の立場や気持ちを理解し、相手との関係を作っていく。

◆「自分の声」とは、内面で感じている自分自身の思考や感情のことだ。「自分の声」を聴くことで、自分自身を理解する。

◆三つの声にはそれぞれ役割がある。社会生活においては、「みんなの声」。ビジネスでも、顧客の声や市場の声が重要となる。また、自己成長や自己実現のためには、「自分の声」だし、コミュニケーション・人間関係構築においては、「相手の声」を理解することが必要だ。

◆三つの声のうち、「みんなの声」、「相手の声」については、学校教育でも重視され、スキルも整理されている。

◆しかし、最も大事であるはずなのに、後回しにされがちなのが「自分の声」だ。そして、三つの声の中で一番聞きにくいのが「自分の声」だと思う。

◆「フラッシュアップライフ」というドラマでは、物語の主人公は結局5回もの人生をやり直し、ようやく、満足のいく人生を手に入れ、人間を卒業して…。という話だった。

◆このドラマのキモは、主人公が何度も生まれ変わり「自己内対話」を繰り返すことだ。そのうちに、だんだんと自分というものが、クリアになっていく。そして、同じ経験をしているもう一人の友と話すうちに確信に変わっていく。それが、「フラッシュアップライフ」の手順だった。

◆つまり、自分の声を聞くには、自分と「話す」ことが大事になのだが、たとえ自分の心であっても、「聞かねば答えない」のである。

◆さて、自分自身を客観的に観察する坐禅も写経もいい。それに加えて一つためしたいのは、セルフトークだ。自分へのインタビューだ。自分自身に向かって聞くことで、自分自身の考えや感情を整理され、自分自身の声が聞こえてくる。

◆「セルフインタビュー」とはこんな感じだ。

今日1日 うれしかったこと二つ
今日1日 出会ったことニつ
今日1日 チャレンジしたこと二つ
今日1日 手に入れたことニつ
今日1日 明日やろうと思うこと二つ  などなど

◆二つとか三つと数を入れるのがコツだ。そして、「もう少しくわしく」「そうだったんですねぇ」などと話を膨らませていければ尚よい。この自分へのインタビューを通して、丁寧に自分の声を聞く。それが自分を大事にすることへのアプローチだ。

お風呂の中やおやすみ前にどうだろう。新学期を迎えたお子さんにもお勧めだ。

いつもニコニコ。一筆啓上付箋写経と自己内対話とセルフインタビューをお薦めする輪橋山徒然話。

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耕田院(山形県)

すてき

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