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耕田院の日常(415回目)山形県羽前大山駅

涙の味

投稿日:2024年03月24日(日)
輪橋山徒然話 2024-3-24 「涙の味」

◆「うれし涙」と「くやし涙」。この二つの涙、どうも味が違うらしい。

◆涙といえば「巨人の星」だ。そう「星飛雄馬」である。彼の瞳には、「炎」と「涙」がよく似合った。昭和のヒーローだ。

思いこんだら 試練の道を
行くが男の ど根性
真っ赤に燃える 王者のしるし
巨人の星を つかむまで
血の汗流せ 涙をふくな
行け行け飛雄馬 どんと行け

◆番組開始とともに流れる主題歌。夕陽をバックに、伴宙太と抱き合うシーンである。甲子園でやり切った「うれし涙」だ。一方、父の「一徹」との厳しい夜の練習を、姉「明子」が木の陰で涙を流して見ている。これも「がんばれ飛雄馬の感動の涙」である。この二つの涙を流す時には、「副交感神経」が働いているという。そして、この時の涙の味は、「水っぽくて少し甘め」の涙だそうだ。

◆これに対して「アタックNo. 1」。

苦しくったって 悲しくったって
コートの中では へいきなの
ボールがうなると 胸がはずむわ
レシーブ トス スパイク
ワントゥー ワントゥー アタック
(だけど涙がでちゃう 女の子だもん)
涙も汗も 若いファイトで
青空に遠く さけびたい
アタック アタック No.1

◆主人公は、「鮎原こずえ」。ウィキペディアによれば、強敵と対峙する際は自信喪失となり、「くやし涙」を流すこともしばしば。つまり、「だけど涙がでちゃう 女の子だもん」である。「くやし涙」を流す時は、「副交感神経」ではなく、「交感神経」が働いているそうだ。そしてその時の涙の水分は少ないという。つまり涙の味が濃いのだ。しょっぱいのだ。

◆そもそも涙は、血液を原料として涙腺で作られている。その涙ができるとき「交感神経」が働いているか、あるいは「副交感神経」が働いているかによって、涙の質が変わるのだ。つまり、「血の汗流せ 涙をふくな」という時は、大げさではなく本当に血が汗になっていたのだ。

◆人間の自律神経には、からだを活動モードにする「交感神経」と、休養・回復モードにする「副交感神経」の2種類がある。この2つは“アクセル”と“ブレーキ”の関係にあり、状況に応じてどちらかが優位になり、からだのあらゆるは働きをコントロールしているのだ。



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耕田院(山形県)

すてき

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