耕田院の日常(314回目)|山形県羽前大山駅
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
投稿日:2023年07月08日(土)
「タイの国の宮沢賢治」2023/6/22
◆世の中はいい話、すてきな話で溢れている。そんな話を「縁(えにし)」と名付けて紹介していこうと思っている。今朝も昨日に続き「タイのCM true move H」から。
◆「タイの国の宮沢賢治」
◆白いシャツとリュックの青年。
上から突然水が…
頭から水を浴びる。
なんとも不運なのだが動じない。
彼は水の落ちる場所に鉢を動かす。
この物語の主人公だ。
◆リヤカーにいっぱい荷物を乗せ、女性が立ち往生している。
どうも段差があるようだ。
「手伝いますよ。」
彼は駆け寄り、歯を食いしばり持ち上げる。
◆食堂で朝食。
犬が駆け寄りそばに座り、「お手」。
彼は鳥のモモを一つ犬に与える。
彼の皿には白いご飯だけ。
その様子を見て首を振る屋台の主人。
◆歩道で物乞いをする母と小さな娘。
彼に手を合わせる。
母娘の前には「教育のため」と書かれた札。
彼は財布を開けて、ちょっと見て、すぐに何枚かの紙幣を女の子の器に入れた。
近くの店の主人がそれを見て首を振る。
◆帰り道。バナナの房を隣人のドアノブにかける。
白髪の老婆が誰だろうとドアを開ける。
◆「毎日こんなことをして彼には何の見返りがあるのだろう。」というテロップ。
◆次の日の朝。前の日の鉢に水が落ちているのを見届ける男。
今日も段差。腰に手をやるリヤカーの女性。
「そこにいたのかい」とその女性。
駆け寄り手伝う。
◆食堂ではまた「お手」をする犬。
今朝も笑顔で犬に、鳥モモを与える。
◆物乞いの母娘。
教育のためにとの札。
財布を開ける。
二枚しかないお札。
ちょっと息を呑むが一枚を笑顔で器に入れる。
それを見ていた商店の主人は首を振る。
小さな女の子は本当にいいのかと問うように彼を見つめる
彼は笑顔でうなずく。
女の子は目を閉じて頭を下げる。
◆バスで席を譲る彼。
◆バナナを受け取る白髪の老婆。
◆夜部屋で一人礼拝する姿。
「彼には何も手に入らない」
「裕福でもなく」
「テレビに出ることもなく」
「誰にも知られることもない」
「まったく有名にもなれない」というテロップ。
◆今日も同じようにリヤカーを押し、犬と会い、いつもの母娘の前。
突然止まる音楽。
いつもの小さな女の子が消えている。
女の子の段ボールと母親だけ。
母親が手を合わせる。
その時だ。
「ママー」
ランドセルを背負う少女が立っていた。
学校に行けるようになったのだろう。
微笑む少女。
◆最後に彼を中心にして笑顔の人々の映像とともに次のテロップ。
でも彼はすでにそれ以上のものを手に入れていた
すべての生きとし生けるものへの思いを
より深く考えることに
愛を感じ
お金では決して買えないものを手に入れた。
世界をより美しくする
あなたの暮らしではどうですか?
あなたが一番望むもの何ですか?
◆彼の1日は宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」の「でくのぼう」の1日だ。
◆「相手に優しい言葉をかけたり、病気の看病をしたりすることを心施(しんせ)、にっこりと相手に話しかけ、笑顔をあげることを和顔施(わがんせ)といいます。これは仏さまの心にかなう行いです。」瀬戸内寂聴さんも教えている。
※ ストーリーズから映像true_move Hにいけるようにリンクをはってある。No13。
いつもニコニコ 一筆啓上付箋写経
ブログとHP↓
lit.link/oyama1049
◆世の中はいい話、すてきな話で溢れている。そんな話を「縁(えにし)」と名付けて紹介していこうと思っている。今朝も昨日に続き「タイのCM true move H」から。
◆「タイの国の宮沢賢治」
◆白いシャツとリュックの青年。
上から突然水が…
頭から水を浴びる。
なんとも不運なのだが動じない。
彼は水の落ちる場所に鉢を動かす。
この物語の主人公だ。
◆リヤカーにいっぱい荷物を乗せ、女性が立ち往生している。
どうも段差があるようだ。
「手伝いますよ。」
彼は駆け寄り、歯を食いしばり持ち上げる。
◆食堂で朝食。
犬が駆け寄りそばに座り、「お手」。
彼は鳥のモモを一つ犬に与える。
彼の皿には白いご飯だけ。
その様子を見て首を振る屋台の主人。
◆歩道で物乞いをする母と小さな娘。
彼に手を合わせる。
母娘の前には「教育のため」と書かれた札。
彼は財布を開けて、ちょっと見て、すぐに何枚かの紙幣を女の子の器に入れた。
近くの店の主人がそれを見て首を振る。
◆帰り道。バナナの房を隣人のドアノブにかける。
白髪の老婆が誰だろうとドアを開ける。
◆「毎日こんなことをして彼には何の見返りがあるのだろう。」というテロップ。
◆次の日の朝。前の日の鉢に水が落ちているのを見届ける男。
今日も段差。腰に手をやるリヤカーの女性。
「そこにいたのかい」とその女性。
駆け寄り手伝う。
◆食堂ではまた「お手」をする犬。
今朝も笑顔で犬に、鳥モモを与える。
◆物乞いの母娘。
教育のためにとの札。
財布を開ける。
二枚しかないお札。
ちょっと息を呑むが一枚を笑顔で器に入れる。
それを見ていた商店の主人は首を振る。
小さな女の子は本当にいいのかと問うように彼を見つめる
彼は笑顔でうなずく。
女の子は目を閉じて頭を下げる。
◆バスで席を譲る彼。
◆バナナを受け取る白髪の老婆。
◆夜部屋で一人礼拝する姿。
「彼には何も手に入らない」
「裕福でもなく」
「テレビに出ることもなく」
「誰にも知られることもない」
「まったく有名にもなれない」というテロップ。
◆今日も同じようにリヤカーを押し、犬と会い、いつもの母娘の前。
突然止まる音楽。
いつもの小さな女の子が消えている。
女の子の段ボールと母親だけ。
母親が手を合わせる。
その時だ。
「ママー」
ランドセルを背負う少女が立っていた。
学校に行けるようになったのだろう。
微笑む少女。
◆最後に彼を中心にして笑顔の人々の映像とともに次のテロップ。
でも彼はすでにそれ以上のものを手に入れていた
すべての生きとし生けるものへの思いを
より深く考えることに
愛を感じ
お金では決して買えないものを手に入れた。
世界をより美しくする
あなたの暮らしではどうですか?
あなたが一番望むもの何ですか?
◆彼の1日は宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」の「でくのぼう」の1日だ。
◆「相手に優しい言葉をかけたり、病気の看病をしたりすることを心施(しんせ)、にっこりと相手に話しかけ、笑顔をあげることを和顔施(わがんせ)といいます。これは仏さまの心にかなう行いです。」瀬戸内寂聴さんも教えている。
※ ストーリーズから映像true_move Hにいけるようにリンクをはってある。No13。
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