耕田院の日常(176回目)|山形県羽前大山駅
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
投稿日:2023年01月27日(金)
マイナス6度 そろそろ除雪の時間だ。今朝は「パイ」と「%」とプラス思考
2023/1/25
◆ロシアンルーレットというゲームがある。
◆典型的なロシアン・ルーレットは、6連発の回転式拳銃を用いる。弾を1発セットして、拳銃のシリンダーを回転させてから、自分のこめかみに向け引き金を引くゲームだ。弾が出る確率は1/6(16.7%)である。この確率を、「こわい」と思うか「大丈夫」と思うか。人によっていろいろあるらしい。あなたはどう思うだろうか。
◆ちょっと「パイ」の大きさを変えてみようと思う。拳銃のシリンダーの大きさを変えるのである。「パイ」を小さくするとは「6連発の回転式拳銃」を「4連発や3連発の回転式拳銃」に替えるということになる。ずっと恐怖心は増すだろう。
◆逆に、50連発の回転式拳銃がだったとしたら、100連発の回転式拳銃に1発セットだったら、1000連発の回転式拳銃に1発セットだったら。人間は1/6では恐ろしいと思うゲームでも、1/1000だったら、恐怖心は小さくなる。
(でも、こんな記事もあった。「女性の気を引こうとロシアンルーレット、1発目で死亡 」パリ郊外。出合頭というやつだ)
◆さて、「1000連発の回転式拳銃に1発セット」の1/1000の確率について次のような話がある。
◆1990年に女児が誘拐・殺害され、容疑者のDNA型が一致したとして逮捕される。当時のDNAの信頼度は「1000人に1.2人」の確率でDNA型も血液型も一致する可能性があった。万に一つとまではいかないが、1000分の1を確からしい数字と考えたのだろう。しかし、これは、大きな間違い・冤罪を引き起こした。
◆この1.2/1000の確率をどう捉えたらいいのか。先ほどのように、パイを操作してみる。
◆事件のあった市の人口は約20万人だ。そうすると、1万人に12人のDNAが一致することなので、同じ市に240人もいることになる。「えっ自分の住んでいる地方都市に240人も同じDNA型いることは、240人もの容疑者がいる」ことになる。1000人に1.2人とはこのようなことなのである。分けるパイの大きさを現実の数字に置き換えた時、別の意味が見えてくるのだ。
◆もちろん、現在のDNA型の信頼度は4兆何千億分の1という厳密さである。当然この事件は再審となり無罪となった。
◆説明責任が取り沙汰されてから、病院での説明も懇切丁寧だ。
◆94%の確率で手術は成功すると言われたとする。その後、92%に訂正される。テストの点数で94点でも92点でも合格は合格だと思うだろう。
◆しかし、失敗する確率で見ると6%が8%になるのである。確か病院で、そのようなことが起こったことのない「稀」なケースが、2%のリスクだという説明。実はこの2%は「パイの大きさ」で考えると大きな数字なのだ。
◆つまり、92%の成功とは、8%うまくいかないことでもある。この100人のうち8人とは、10000人中800人であり、10万人中8000人なのである。私のところの市は人口12万人であるので、9600人失敗なのである。
◆国民の1%が死亡するといったら120万人が該当するのである。0.1%でも12万人である。パイが大きいものの場合は、%で考えると実人数が隠れてしまう危険があるのだ。意図しての「%」表記なのかもしれない。要注意だ。
◆また、ものの見方、捉え方を変えるだけで気持ちは高揚したり、沈んだりする。92%に感謝するか、2%を恐れるかで全く心の有り様が違う。それでも、物事を「よい方向」に捉えたほうがよいだろう。プラス思考とは、マイナス要素も踏まえて、プラスの方を選択することなのだと思う。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
2023/1/25
◆ロシアンルーレットというゲームがある。
◆典型的なロシアン・ルーレットは、6連発の回転式拳銃を用いる。弾を1発セットして、拳銃のシリンダーを回転させてから、自分のこめかみに向け引き金を引くゲームだ。弾が出る確率は1/6(16.7%)である。この確率を、「こわい」と思うか「大丈夫」と思うか。人によっていろいろあるらしい。あなたはどう思うだろうか。
◆ちょっと「パイ」の大きさを変えてみようと思う。拳銃のシリンダーの大きさを変えるのである。「パイ」を小さくするとは「6連発の回転式拳銃」を「4連発や3連発の回転式拳銃」に替えるということになる。ずっと恐怖心は増すだろう。
◆逆に、50連発の回転式拳銃がだったとしたら、100連発の回転式拳銃に1発セットだったら、1000連発の回転式拳銃に1発セットだったら。人間は1/6では恐ろしいと思うゲームでも、1/1000だったら、恐怖心は小さくなる。
(でも、こんな記事もあった。「女性の気を引こうとロシアンルーレット、1発目で死亡 」パリ郊外。出合頭というやつだ)
◆さて、「1000連発の回転式拳銃に1発セット」の1/1000の確率について次のような話がある。
◆1990年に女児が誘拐・殺害され、容疑者のDNA型が一致したとして逮捕される。当時のDNAの信頼度は「1000人に1.2人」の確率でDNA型も血液型も一致する可能性があった。万に一つとまではいかないが、1000分の1を確からしい数字と考えたのだろう。しかし、これは、大きな間違い・冤罪を引き起こした。
◆この1.2/1000の確率をどう捉えたらいいのか。先ほどのように、パイを操作してみる。
◆事件のあった市の人口は約20万人だ。そうすると、1万人に12人のDNAが一致することなので、同じ市に240人もいることになる。「えっ自分の住んでいる地方都市に240人も同じDNA型いることは、240人もの容疑者がいる」ことになる。1000人に1.2人とはこのようなことなのである。分けるパイの大きさを現実の数字に置き換えた時、別の意味が見えてくるのだ。
◆もちろん、現在のDNA型の信頼度は4兆何千億分の1という厳密さである。当然この事件は再審となり無罪となった。
◆説明責任が取り沙汰されてから、病院での説明も懇切丁寧だ。
◆94%の確率で手術は成功すると言われたとする。その後、92%に訂正される。テストの点数で94点でも92点でも合格は合格だと思うだろう。
◆しかし、失敗する確率で見ると6%が8%になるのである。確か病院で、そのようなことが起こったことのない「稀」なケースが、2%のリスクだという説明。実はこの2%は「パイの大きさ」で考えると大きな数字なのだ。
◆つまり、92%の成功とは、8%うまくいかないことでもある。この100人のうち8人とは、10000人中800人であり、10万人中8000人なのである。私のところの市は人口12万人であるので、9600人失敗なのである。
◆国民の1%が死亡するといったら120万人が該当するのである。0.1%でも12万人である。パイが大きいものの場合は、%で考えると実人数が隠れてしまう危険があるのだ。意図しての「%」表記なのかもしれない。要注意だ。
◆また、ものの見方、捉え方を変えるだけで気持ちは高揚したり、沈んだりする。92%に感謝するか、2%を恐れるかで全く心の有り様が違う。それでも、物事を「よい方向」に捉えたほうがよいだろう。プラス思考とは、マイナス要素も踏まえて、プラスの方を選択することなのだと思う。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
すてき
ホトカミ見ました! で広がるご縁
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住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、情報を発信しようという気持ちになりますし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。