耕田院の日常(139回目)|山形県羽前大山駅
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
投稿日:2022年12月19日(月)
◆人間は、もともと「制限・押しつけ」に対して「反発」し、「逆らう」行動をとる生き物である。これを「心理的リアクタンス」という。もともとそういう生き物なのである。ここを押さえておかないと、うまくいくものもうまくいかない。
◆身近な的な例をあげると、例の「ママから勉強しなさいといわれたから、やる気がなくなった」である。
◆昔ばなしでは、この「リアクタンス」は最後のさいごに「人間の性(さが)」として登場する。「言われたことを守っていればよかったのに…」である。ピンときたであろうか。浦島太郎がそうである。
◆「この玉手箱は決して開けてはなりません」といわれたのに、浦島太郎は開けてしまう。浦島太郎という話のテーマは、やさしい心の浦島太郎が竜宮城に行く話ではなく、「リアクタンス」の話なのである。つまり、人間ならば「絶対にダメだ」といわれるとそれに逆らいたくなる習性を戒めているのだ。
◆あの話もそうだ。「鶴の恩返し・夕鶴」。つうがいう。「私がこの機を織り上げるまで、決して部屋をのぞかないでくださいね」しかし、この約束も破られてしまう。好奇心だけでは片付けられない。人間とはそういうものなのだ。
◆人間がこのようなものだとわかっていれば、浦島太郎に玉手箱など渡してはいけなかったのだと思うのだが。
◆問題なのは、「ママの勉強しなさい」に代表される「相手のためを思ったアドバイス」が、しばしば逆効果になることだ。言われたことは正論であるが、正論にはなぜかムッとしてしまう。そういえば、私の「清浄なる心」を乱すのは、「私のためを思ってであろう」の一言だ。「飲み過ぎ」「塩分とり過ぎ」だとか…。
◆「反対されると燃える恋」という検索をした。一番にヒットしたのはヤフーの知恵袋2012.2のものだった。
◆相談の概要は、次のとおりだ。
周囲に反対されればされるほど恋は燃え上がるのでしょうか? 私のいとこにあたる、親戚のお姉さん(25歳)が結婚を考えている相手がいるそうなんですが、その男が大の酒、ギャンブル、女好きで仕事も転々と変えているような男だそうです。そんな男なので、当然家族や親せきも「そんな男はやめろ!結婚は許さん!」と猛反対しているようなんですが、当のいとこは「どんなに反対されようが、絶対に別れません!」というものだった。
◆一番支持されたアドバイスは、反対すると燃え上がるなら、親戚、家族の方に協力してもらって「結婚を許しますよ。」と言うことだった。そうすればちょっとその親戚のお姉様も冷静になれると思いますというアドバイスだった。「心理的リアクタンス」をしっかりふまえている。
◆そうなのだ。ロミオとジュリエットもそうだったではないか。両家の反対が二人の恋に火を注いだのだ。つまり、燃え上がる激情は、相手への愛なのか、それとも反対するものへの反発なのか。肝心なのは「人間の性=心理的リアクタンス」を踏まえることだ。恋愛が自由を脅かす障害のために燃え上がってしまっているのではないか。そこをよく見極める必要があるということだ。
◆今朝もバイアスを理解することが、人間をより深く知る切り口になりうると改めて感じた輪橋徒然話でした。
◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
◆身近な的な例をあげると、例の「ママから勉強しなさいといわれたから、やる気がなくなった」である。
◆昔ばなしでは、この「リアクタンス」は最後のさいごに「人間の性(さが)」として登場する。「言われたことを守っていればよかったのに…」である。ピンときたであろうか。浦島太郎がそうである。
◆「この玉手箱は決して開けてはなりません」といわれたのに、浦島太郎は開けてしまう。浦島太郎という話のテーマは、やさしい心の浦島太郎が竜宮城に行く話ではなく、「リアクタンス」の話なのである。つまり、人間ならば「絶対にダメだ」といわれるとそれに逆らいたくなる習性を戒めているのだ。
◆あの話もそうだ。「鶴の恩返し・夕鶴」。つうがいう。「私がこの機を織り上げるまで、決して部屋をのぞかないでくださいね」しかし、この約束も破られてしまう。好奇心だけでは片付けられない。人間とはそういうものなのだ。
◆人間がこのようなものだとわかっていれば、浦島太郎に玉手箱など渡してはいけなかったのだと思うのだが。
◆問題なのは、「ママの勉強しなさい」に代表される「相手のためを思ったアドバイス」が、しばしば逆効果になることだ。言われたことは正論であるが、正論にはなぜかムッとしてしまう。そういえば、私の「清浄なる心」を乱すのは、「私のためを思ってであろう」の一言だ。「飲み過ぎ」「塩分とり過ぎ」だとか…。
◆「反対されると燃える恋」という検索をした。一番にヒットしたのはヤフーの知恵袋2012.2のものだった。
◆相談の概要は、次のとおりだ。
周囲に反対されればされるほど恋は燃え上がるのでしょうか? 私のいとこにあたる、親戚のお姉さん(25歳)が結婚を考えている相手がいるそうなんですが、その男が大の酒、ギャンブル、女好きで仕事も転々と変えているような男だそうです。そんな男なので、当然家族や親せきも「そんな男はやめろ!結婚は許さん!」と猛反対しているようなんですが、当のいとこは「どんなに反対されようが、絶対に別れません!」というものだった。
◆一番支持されたアドバイスは、反対すると燃え上がるなら、親戚、家族の方に協力してもらって「結婚を許しますよ。」と言うことだった。そうすればちょっとその親戚のお姉様も冷静になれると思いますというアドバイスだった。「心理的リアクタンス」をしっかりふまえている。
◆そうなのだ。ロミオとジュリエットもそうだったではないか。両家の反対が二人の恋に火を注いだのだ。つまり、燃え上がる激情は、相手への愛なのか、それとも反対するものへの反発なのか。肝心なのは「人間の性=心理的リアクタンス」を踏まえることだ。恋愛が自由を脅かす障害のために燃え上がってしまっているのではないか。そこをよく見極める必要があるということだ。
◆今朝もバイアスを理解することが、人間をより深く知る切り口になりうると改めて感じた輪橋徒然話でした。
◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
すてき
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住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、情報を発信しようという気持ちになりますし、
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