耕田院の日常(4回目)|山形県羽前大山駅
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
投稿日:2022年08月05日(金)
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@oyamakodein
◆親類に「漢字」と「国旗」と「高速のインターチェンジ」が好きな小学生がいる。この子は入学前に、漢字ドリルや漢検の本など見ていた。たまに遊びに来ると魚偏や木偏の漢字一つずつ書いていく競争をやらされた。そのうち、私はなるだけ避けるようになっていた。それは、現職、学校の先生が幼稚園児に「漢字」で負けるわけにはいかなかったからだ。(その頃は教員をしていたので)
◆ある時、彼は「鬱という漢字も書けるよ」と言った。「それならば」私は思った。
◆なぜなら、運良く「鬱」という漢字の覚え方を知っていたからだ。「リンカーン大統領」である。ちなみに、この覚え方は、共同通信編集委員 小山鉄郎さんの記事にあったものだ。(▶︎以下は「鬱」香りの強い酒を醸す 47ニュース より)
▶︎「リンカーン大統領はアメリカンコーヒーを3杯飲む」という方法。「リン」(林)「カーン」(缶)大統領「は(ワ)」(冖)アメリカン(米)コ(凵)ーヒ(ヒ)ーを3(彡)杯飲むという覚え方です。うまいこと言うものです。
◆なるほどである。そして、この記事には「鬱」の字解もあった。
▶︎「鬱」は「鬯」「彡(さん)」「冖(わかんむり)」「缶(かん)」「林」でできています。「冖」は容器のふた。「彡」は色や香りが盛んな様子を表す記号です。「缶」は今はカンのことですが、古代では「甕(かめ)」です。(略)「鬱」は甕の酒に香草を加え、ふたして覆っておくと、時を経て強い香りがする酒である「鬱鬯」ができることを表した文字です。
◆悔しいが、きっと幼稚園児は、この時これに近い覚え方をしていたと思う。私の「リンカーン」よりずっと、ずっと知的である。
◆さて、なぜ、甕の酒に香草を加え、ふたして覆って強い香りがする酒ができることを表した文字が、現代社会で皆を悩ます「うつ(鬱)」なのだろう。
◆ヒントになりそうな「鬱」の訓読みを調べてみた。
① 鬱ん さか(ん)
② 鬱る しげ(る)
③ 鬱ぐ ふさ(ぐ)
◆③の「鬱ぐ ふさ(ぐ)」が気分がすぐれず、憂鬱な気持ちになるということで当てはまりそうだ。
◆(たぶん、こんなことなの解釈だろうか)「うつ(鬱)」は、甕の酒に香草が香りが、充満していくように「心に不安の闇が広がり、やがては心の全てが闇に覆われてしまう」ということなのだ。一つの闇があっという間に広がるのだ。
◆この「うつの種」は、生活習慣に現れる。先日の「引きこもり」でも書いたが、「着替えたか」「起床時刻」「就寝時刻」「食事はしたか」「風呂に入ったか」「洗濯したか」「ゴミは捨てたか」「歯は磨いたか」「掃除はしたか」のうち、一つでもしなくなっていたら、「やりたくない、いいやと無気力になっていたら」、「心のバランス」が崩れている証拠だ。我々、定年世代は、「うつ(鬱)」に取り込まれやすい条件を全てもっているらしい。注意せねば。
▶︎今朝も最後まで読んでいただいてありがとうございます。あなたの朝のこころにアプローチ。「ああなあさここ」でした。
▶︎深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
▶︎「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
#心は大山
#うつ
#お寺の好きな人と繋がりたい
#誰かにはなしたくなる話
#鬱
#曹洞宗
#心のデトックス
#呼吸
#temple
#soto_zen
#dogen
#garden
#bestphoto
#nippon
#insta_japan
#japan_of_instagram
@oyamakodein
◆親類に「漢字」と「国旗」と「高速のインターチェンジ」が好きな小学生がいる。この子は入学前に、漢字ドリルや漢検の本など見ていた。たまに遊びに来ると魚偏や木偏の漢字一つずつ書いていく競争をやらされた。そのうち、私はなるだけ避けるようになっていた。それは、現職、学校の先生が幼稚園児に「漢字」で負けるわけにはいかなかったからだ。(その頃は教員をしていたので)
◆ある時、彼は「鬱という漢字も書けるよ」と言った。「それならば」私は思った。
◆なぜなら、運良く「鬱」という漢字の覚え方を知っていたからだ。「リンカーン大統領」である。ちなみに、この覚え方は、共同通信編集委員 小山鉄郎さんの記事にあったものだ。(▶︎以下は「鬱」香りの強い酒を醸す 47ニュース より)
▶︎「リンカーン大統領はアメリカンコーヒーを3杯飲む」という方法。「リン」(林)「カーン」(缶)大統領「は(ワ)」(冖)アメリカン(米)コ(凵)ーヒ(ヒ)ーを3(彡)杯飲むという覚え方です。うまいこと言うものです。
◆なるほどである。そして、この記事には「鬱」の字解もあった。
▶︎「鬱」は「鬯」「彡(さん)」「冖(わかんむり)」「缶(かん)」「林」でできています。「冖」は容器のふた。「彡」は色や香りが盛んな様子を表す記号です。「缶」は今はカンのことですが、古代では「甕(かめ)」です。(略)「鬱」は甕の酒に香草を加え、ふたして覆っておくと、時を経て強い香りがする酒である「鬱鬯」ができることを表した文字です。
◆悔しいが、きっと幼稚園児は、この時これに近い覚え方をしていたと思う。私の「リンカーン」よりずっと、ずっと知的である。
◆さて、なぜ、甕の酒に香草を加え、ふたして覆って強い香りがする酒ができることを表した文字が、現代社会で皆を悩ます「うつ(鬱)」なのだろう。
◆ヒントになりそうな「鬱」の訓読みを調べてみた。
① 鬱ん さか(ん)
② 鬱る しげ(る)
③ 鬱ぐ ふさ(ぐ)
◆③の「鬱ぐ ふさ(ぐ)」が気分がすぐれず、憂鬱な気持ちになるということで当てはまりそうだ。
◆(たぶん、こんなことなの解釈だろうか)「うつ(鬱)」は、甕の酒に香草が香りが、充満していくように「心に不安の闇が広がり、やがては心の全てが闇に覆われてしまう」ということなのだ。一つの闇があっという間に広がるのだ。
◆この「うつの種」は、生活習慣に現れる。先日の「引きこもり」でも書いたが、「着替えたか」「起床時刻」「就寝時刻」「食事はしたか」「風呂に入ったか」「洗濯したか」「ゴミは捨てたか」「歯は磨いたか」「掃除はしたか」のうち、一つでもしなくなっていたら、「やりたくない、いいやと無気力になっていたら」、「心のバランス」が崩れている証拠だ。我々、定年世代は、「うつ(鬱)」に取り込まれやすい条件を全てもっているらしい。注意せねば。
▶︎今朝も最後まで読んでいただいてありがとうございます。あなたの朝のこころにアプローチ。「ああなあさここ」でした。
▶︎深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
▶︎「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
#心は大山
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すてき
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ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、情報を発信しようという気持ちになりますし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。