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白狐山光星寺の日常(3回目)山形県狩川駅

今更聞けない お盆の始まり

投稿日:2020年08月10日(月)
日本には「お盆」という行事があります。

お盆とは、
先祖や亡くなった人たちが
あの世からこちらの世界に戻ってくる期間をいいまして、
私たちはその霊を迎え
さらなる成仏を願って
御供養する期間をいいます。
正式には 「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といわれます。

期間は、
地域によって異なりますが
7月13日から16日に行うところもありますが、
8月13日から16日に行うところが多いです。

ところで、当たり前になっているお盆って
何故お盆っていうの?
いつから始まったの?
と思う方も多いと思います。

本日は「お盆の始まり」について書きたいと思います。


お盆の始まりは
お釈迦様の御弟子さんに、神通力(物事を見通す力)を持つ
目連尊者様のお話が始まりといわれております。

ある時、亡くなったお母さんが
あの世でどうしているか見通したところ
餓鬼の世界で

「さかさまに吊るされたような苦しみ」
(それをウランバナといいます)
の状態になっていたそうです。

目連様は、その状況を救おうとしますが
上手くいきません。
お釈迦様へ助けを求めたところ

雨季の三か月間樹木の下に留まって修行することを終える
7月15日に
「すべての精霊へ
供養して食事や衣を手向けるように」
その功徳によって
お母さまは救われる

と教わります。
目連尊者様は
その教えに従って
大供養会を行うと
お母さまはじめ
有縁、無縁のものたちが
苦界から抜け出すことができたと言われております。

ちなみになぜ
目連尊者様のお母さまは
餓鬼の世界にいたのでしょうか。
それは、
お母さんの愛は
「我が子にだけ向けられていたから」
なのです。

つまり
「ほかの子供や周囲のものを
邪険にあしらった
報い」
といわれております。

その苦しみを
ウランバナ
といい、それが
中国に伝えられ、
「盂蘭盆(うらぼん)」
になって、
それが日本に伝えられ
親しみもって
「お盆」になったそうです。

上記はあくまで私が見聞きしたものを記したものです。
もし間違いがあったら申し訳ございません。(;´∀`)


とても考えさせられるお話です。
「愛とは何か」
を改めて
考えさせられる
お話ですね。


山形県庄内地方には
お盆の後に
更に行われる
「モリ供養」といわれる追善供養が
今現在も行われております。
お盆の後に更に追善供養なんて
庄内は、とてもとても
ご先祖様を大事にするんだなと感じる行事です。
それについての
詳細はまた後日記入します。

本日はここまで。

本日も皆様にとって健やかな一日になりますように。( *´艸`)

すてき

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