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青岸渡寺ではいただけません
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せいがんとじ

青岸渡寺のお参りの記録(1回目)
和歌山県那智駅

投稿日:2023年02月12日(日)
参拝:2023年2月吉日
今回は南紀の寺院巡りに行きました。
1寺目は、那智勝浦町に在る西国三十三観音霊場 第1番札所の那智山 青岸渡寺です。私としては2回目の参拝です。紀伊半島の南端までも行かないとしても、やはり自宅の愛知県から和歌山県は遠いですね。
天台宗で、本尊は如意輪観音。
この本尊の如意輪観音は秘仏で、年に3日のみ開帳されます。2月の節分の日と4月の第2日曜日と8月17日です。
今年の節分は2月3日の金曜日で、たまたま会社が休みだったので参拝する事にしました。

4世紀頃にインドから渡来した裸形上人が那智滝で修行中に如意輪観音を感得し、草庵を造り観音像を祀ったのご開基とされる。後の6世紀末~7世紀初に生仏という聖が来山して修行すると裸形上人が夢に現れ、お告げにより丈六の如意輪観音を造り、胎内に裸形上人感得の如意輪観音像を納め、お堂を建立したと伝わります。その後、那智の滝を中心とした神仏習合の一大修験道場だったが、明治初期の神仏分離により青岸渡寺と熊野那智大社に分離し、現在に至ります。

コロナ禍のため節分の行事とは言え、豆まきや開帳は見送る場合があるため事前に確認した所、豆まきは行わないが開帳は行うとの事でしたので訪れました。豆まきが無く、平日のためか、参道近くの商店は殆ど閉まっていて閑散としていました。それでも人出はあり、流石、那智の滝という感じでした。
数えた訳ではありませんが約470段の石段をトコトコと上がります。2/3位まで上がると青岸渡寺と熊野那智大社との分岐があり、右側の石段の方へ進み、阿形・吽形が睨みを利かす山門をくぐり、少し上がると本堂前に出ます。左側の手水で清めて本堂へ。堂内の下陣で手を合わせました。本尊が開帳されているのかよくわからず、内陣には人が居るし、お寺の方にお聞きした所、「開帳されています。下陣から観て下さい。」との事でした。内陣には祈祷を申込んだ方が入れるのでしょう。仕方無く下陣から。距離がありますがよくよく観ると、四角く開いた所に如意輪観音のお顔が見えました。かなり大きな仏像の様です。てっきり仏像全身が観れると思っていました。直に本尊が拝めたという事で良しとしましょう。それから下陣の右側で御朱印を頂きました。

本堂を出て右側へ進むと宝篋印塔、鐘楼があり、石段を上がると大黒天堂です。
手を合わせてから石段を戻り、那智の滝が見れる所に。三重塔の横に綺麗に那智の滝が見えます。記念撮影のポイントです。

青岸渡寺の御朱印
御朱印(軸装納経帳)
「普照殿」
青岸渡寺(和歌山県)
青岸渡寺(和歌山県)
約470段の石段
青岸渡寺の建物その他
実方院跡
青岸渡寺(和歌山県)
青岸渡寺と熊野那智大社の分岐
(右へ青岸渡寺、左へ熊野那智大社)
青岸渡寺(和歌山県)
青岸渡寺(和歌山県)
山門
青岸渡寺(和歌山県)
阿形(県指定文化財)
青岸渡寺の像
吽形(県指定文化財)
青岸渡寺(和歌山県)
本堂(如意輪堂) (重文)
青岸渡寺(和歌山県)
手水
青岸渡寺の本殿
青岸渡寺(和歌山県)
青岸渡寺(和歌山県)
青岸渡寺(和歌山県)
宝篋印塔(重文)
青岸渡寺の建物その他
鐘楼
青岸渡寺の建物その他
青岸渡寺(和歌山県)
大黒天堂
青岸渡寺(和歌山県)
那智の滝
青岸渡寺の山門
熊野那智大社への門

すてき

御朱印

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