高野山真言宗
東仙寺のお参りの記録一覧
南紀の寺院巡りの3寺目は、1寺目2寺目の在る那智勝浦町から三重県方面に戻った三重県との県境の新宮市に在る丹鶴山 東仙寺です。
高野山真言宗で、本尊は薬師如来。
この本尊・薬師如来坐像は市指定文化財で、他にお祀りしてある阿弥陀如来坐像、千手観音坐像、弘法大師坐像も市指定文化財です。
昨年の2月3日にお邪魔しましたが、「節分の日は御祈祷があって多忙で対応できないと思うがそれでも良かったら来て貰って構わない。」との事で、御祈祷と御祈祷の合間の拝観で、御朱印も頂けなかったため(当然ですわね。)、今回近くに行くため再度拝観依頼の連絡をしました。が、仏像盗難の話をよく耳にするため、現在は拝観をお断りしているとの事。「実は昨年の節分の日にお邪魔させて頂いた者です。その節は大変お世話になりました。拝観中止は理解しました。」と話をしたら、思い出して頂いて「今回特別に拝観OKです。」と有難いご返答を頂きました。
(前回分は投稿済です。宜しかったら見てやって下さい。)
2回目ですからスイスイと。駐車場に停めさせて頂き境内へ。約束時刻より少し早く着いたため境内の写真をパチパチ。5分前になったので庫裏へ向かうと丁度ご住職が出てこられてご挨拶。早速、本堂にご案内頂きました。
須弥壇の奥の壇の真ん中、開かれた厨子に阿弥陀如来坐像、厨子の前の両脇に日光・月光菩薩立像、その前左側に薬師如来坐像(両手首先無し)、右側に千手観音坐像を安置。
前回は気付きませんでしたが、本尊は阿弥陀如来ではなく薬師如来なのに真ん中の厨子の中は阿弥陀如来。先代のご住職が、阿弥陀如来が大きくて本尊厨子の前に置くにはバランスが悪く、厨子に入れた方が収まりが良いとの事で、現状の様になっているとの事でした。右側の間の護摩壇の奥には弘法大師坐像。薬師如来坐像と阿弥陀如来坐像は平安後期、千手観音坐像と弘法大師坐像は室町時代の作と考えられています。
今回の来訪は私のみだったため、ゆっくり拝観させて頂く事ができました。
最後に御朱印を頂きました。
御朱印
本堂
手水
鐘楼
福徳稲荷大明神
白龍大明神
丹鶴山石造五輪塔(真ん中の小さい五輪塔)
四国八十八
南紀の寺院巡りの2寺目は、三重県との県境の和歌山県新宮市に在る丹鶴山 東仙寺です。
高野山真言宗で、本尊は薬師如来。
こちらの薬師如来坐像、阿弥陀如来坐像、千手観音坐像、弘法大師坐像は市指定文化財です。
拝観に際しては事前予約が必要で、予約するため電話した所「節分の日は御祈祷がある。来て貰う分には構わないが対応は難しい。」との事で「時間が有れば寄らせて頂きます。」と言って切りました。通り道の近くにあるし、なかなか新宮市には来れないためダメ元で行きました。
平安時代末期に丹鶴姫が丹鶴山(現在の新宮城跡)に建立したと伝わり、新宮城の築城に伴い薬師町に移転、さらに明治時代に薬師町の火災により現在地に移転したとの事です。
本堂に熊野三山の本地仏である阿弥陀如来・薬師如来・千手観音の仏像が安置されているのは熊野の地ならではと思います。
境内手前の道沿いに5台位停めれる駐車場がありましたので停めさせて頂きました。
ほんの少し坂道を上がると境内で、山門はありません。鐘楼、手水があり、本堂です。読経が聞こえていましたので御祈祷中のため境内を散策しました。五輪塔、境内社、墓地、四国八十八?等があり、その奥に以前の参道らしきものがありました。戻ってくると御祈祷が終わってご住職が見送りされていて、「電話くれた方?」と。「そうです。お世話になります。」と返答すると「時間がないが上がって。」と仰有って頂き、遠慮なく上がらせて頂きました。
真ん中奥の壇に、阿弥陀如来坐像、その前の脇に日光・月光菩薩立像、その前左側に薬師如来坐像(両手首先無し)、右側に千手観音坐像でした。照明が無く暗いですが、間近で拝観させて頂きました。右側の脇間には不動明王があり、その奥に弘法大師坐像がありました。(こちら側で御祈祷される。)
御祈祷をお待ちになっている方がいらっしゃったので御朱印も頂かず、慌ただしく失礼しました。
次回伺った際にはゆっくり拝観させて頂こうと思います。
鐘楼
六地蔵
丹鶴山石造五輪塔
手水
本堂
阿弥陀如来坐像(ネットから転載)
画像が粗いです
福徳稲荷大明神
四国八十八?
恐らく以前の参道
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