どうじょうじ|天台宗|天音山
道成寺のお参りの記録一覧
御本尊 千手観世音菩薩
桜開花情報を見ていたら8分、満開となっていたので、思い切って行ってきました🚗³₃
灯籠の後は入相桜🌸
道成寺は安珍清姫伝説の舞台
道成寺の初代の鐘は、平安時代に安珍と清姫の事件で焼かれたとそうです。二代目の鐘は、天正13年(1585)の雑賀攻めの時に持ち去られ、その2年後に京都の妙満寺に奉納されたんです。
参道にはお店が並んでいて、柑橘類、梅干し等売られてました。美味しそうでしたが、釣鐘まんじゅうを買いました。焼きたてで温かかったので、その場で食べました😋
安珍清姫で有名なお寺さんです。天台宗のお寺さんで、御本尊は、千手観音菩薩様です。創建は、701年です。あと、文武天皇夫人になられた宮子姫縁のお寺さんでもあります。
縁のある道成寺さんのご朱印帳で、ご朱印を授かっていきたいと思います。
ご朱印
道成寺のご朱印帳
入口
塔
入口
門
仁王様
仁王様
本堂
安珍清姫縁の釣鐘があった所
本堂
和歌山県は日高川町へ足を伸ばしました。自宅から300km、5時間掛かりました。
安珍と清姫の物語で有名な天音山 道成寺です。
天台宗で、本尊は千手観音(国宝)。
仏像に興味が余り無い方はご存知でないと思うのですが、この寺院には千手観音が3躯あります。1躯は国宝で宝仏殿に安置①、もう1躯は重文指定で本堂正面に安置②、3躯目も重文指定で33年に1度開帳される秘仏で、北向観音と云われる通りに本堂の裏側に安置③。
③の中開帳(前回の開帳から16年目)が行われているとつい先日知りました。
開帳は今年の9月20日~11月28日で無料拝観、2代目の釣鐘もお里帰りと称して10月24日~11月18日に無料拝観出来ますので、急遽計画して今回参拝した次第です。(私は16年後にはこの世に居ない可能性が高い)
千手観音についてもう少し。①は平安時代前期の作、②は奈良時代の作、③は南北朝時代の作。③は②を胎内に納めていた鞘仏です。この寺院の時代との変遷が感じられますね。
伝えによれば、701年に文武天皇の勅願により義淵僧上が開基、紀道成が建立したことにより道成寺と名付けられたとの事です。伝承とはいえ境内発掘調査の結果、伽藍跡や瓦から8世紀頃には存在していた事は確実視されており、上記②は創建期に近い作であると思われます。
また、2代目釣鐘のお里帰りに関しては、1585年に羽柴秀吉の紀州征伐により諸堂が焼失、鐘楼の釣鐘を奪って京都へ持ち帰り、妙満寺に奉納されていたものを、万寿丸生誕700年記念で里帰りしたと言う事です。(この釣鐘は万寿丸が寄進したものです。)
参道横の民間駐車場に停めて、100段弱の石段を上がって仁王門をくぐれば正面に本堂、左手に手水、右手に十王堂、2代目鐘楼跡、三重塔、安珍塚があります。
本堂に上がらせて頂き、内陣には入れませんが真ん中の厨子に本尊・千手観音が祀られています。高さ2.4mの立派な仏像です。かなり補修がされているものの良いお顔の本尊です。その前にはお里帰りの釣鐘が置かれていました。時計回りに本尊の真裏へ行きますと秘仏の千手観音。高さ3mあり、近くから拝観出来るため余計に大きいです。お顔はのぺっとした感じでした。
本堂を出て、庫裏の前を通って念仏堂にはアフロヘアーの五劫思惟阿弥陀如来を安置、その左側には護摩堂、三社、稲荷神社。
いよいよ国宝の千手観音に会いに宝仏殿へ。廊下で繋がっている縁起堂にて御朱印を頂いてから、拝観料を納めて入ります。
20躯以上の仏像が一堂に・・・圧巻です。
正面には釈迦三尊像が安置されていますが、やはり国宝の千手観音、脇侍の日光、月光菩薩が最初に目に入ります。千手観音は高さ3.2m、オーラと言うか違いますね。均整の取れた体躯、お顔もいい、素晴らしいです。
四隅には四天王像、十一面観音、兜跋毘沙門天。珍しいところでは銅鐸も。ガンダーラ仏もありました。
機会があれば何度でも行きたくなりますが、いかんせん日帰りは体力的にきついので、南紀白浜に1泊しながら・・・。
御朱印
仁王門
阿形
吽形
手水
十王堂(閻魔堂)
2代目鐘楼跡
三重塔
安珍塚
本堂
本堂本尊 千手観音と2代目釣鐘
庫裏、書院
念仏堂
五劫思惟阿弥陀如来
護摩堂
三社
稲荷神社
宝仏殿
道成寺に行ってまいりました。
とにかく収蔵庫が凄いです、これは奈良級です!
平安初期の千手日光月光の三菩薩さんが国宝で、奈良末期から平安初期の四天王が重文で他にも鎌倉期も含めて多数ございます。
ちょっと珍しいのが2世紀から3世紀のガンダーラの釈迦如来と菩薩立像の2体の仏像がありまして、完全にヘレニズムすぎてギリシャ彫刻にしか見えません!
もともと仏像は1世紀半ばのガンダーラ地方で生まれたと記憶してるんですが、仏像好きとしては「ああ、ここから始まったんだなあ」と感慨深くなります。
能であの命懸けの、ジャンプしたと同時に上から釣り鐘がドーンと落ちるあの安珍と清姫の『道成寺縁起』でもこちらは有名でした。
こちらのいろんな資料なども見させて頂くこともできます。
ですが、こちらの仏像の方々がまあ凄すぎて。なぜこれほどのものが…
少し考えるのですが、道成寺より紀州を南に下るとよりプリミティブな信仰の地であります熊野に入ってしまいますし…では道成寺より北ならより京に近いので、いろいろありそうなんですけども。
これより北の紀州は雑賀衆や根来衆とかになってくるので…秀吉さんにそうとうお寺が焼かれたのが厳しいですね…
道成寺は紀州の中で絶妙な位置におわした、と勝手に結論づけたいと思います。
御朱印帳もいただきましたが、「妻宝極楽」とあります。妻を宝にすると極楽にいけるという道成寺縁起の教えだそうです。
本堂
収蔵庫
安珍・清姫伝説で有名なお寺。桜が見ごろでとてもきれいでした。平日にもかかわらず、桜目当ての大きなカメラを持った参拝者で多少賑わっていました。
石段の上に仁王門があり、真正面に本堂があります。その更に後ろには五劫思惟阿弥陀如来坐像を祀る常念仏堂がありました。本堂の右側には三重塔と鐘楼跡があります。鐘楼については何度再建しても焼け落ちてしまうため、ついに再建されなかったというエピソードがあるようです。
御朱印については、神仏霊場の御朱印帳に千手院の御朱印を、その他に五劫思惟阿弥陀如来の御朱印と、新西国三十三観音札所の御詠歌の御朱印を頂きました。
千手院御朱印
御詠歌御朱印
五劫思惟阿弥陀如来御朱印
石段の下
石段と山門
石段
仁王像
仁王像
本堂
本堂と桜
本堂と枝垂桜
常念仏堂
三重塔
三重塔
三重塔
鐘楼跡
弁天社ほか
明治風水難供養塔
謡曲と道成寺
奈良時代の創建、和歌山県で最古の寺と言われています。
法相宗・真言宗・天台宗と変遷し現在にいたります。
安珍・清姫伝説と宮子姫の伝承で有名なお寺です。
正面入口の階段です。階段横の境内七不思議の一番目の案内あります。
残りの六つも探してみるのも。
本堂内北側に秘仏の千手観音像が祀られていて、三十三年に一度御開帳があるそうです。次回は2038年だそうです。
大切な人と一緒に御参りすると次の御開帳にも一緒に御参りできると言われているそうです。ひとりはこの世であの人は向う側、それとも二人とも向う側❔。
安珍塚。安珍と釣鐘を葬った場所とされ、鐘楼の位置には入相桜。
道成寺の絵巻きや絵解きは効果的な布教の具として用いられたようです。
初代の鐘は安珍・清姫の事件で焼かれ埋められたといわれていますが、二代目の鐘は持ち去られ、その後京都宝ヶ池の妙満寺に。春には鐘供養が行われるそうです。
道成寺にその後釣鐘は無いそうです。
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