円明寺のお参りの記録(1回目)
和歌山県岩出駅

そのまま歩いて道を渡れば根来寺様という所で左折します｡三部権現社様から見ると根来寺様に向かって奥に円明寺様が立地されています｡

円明寺様の宗派は真言宗豐山派で根来寺様の塔頭寺院です｡
八百万の神というサイトでは宗派より御本尊は大日如来をお祀りされていると推測されています｡

1140年に興教大師が高野山から去り､根来へ移られた際に葛城山系の山岳信仰の草庵を｢豊福寺｣(ブフクジ)として建て直し､学問所として｢円明寺｣､住坊として｢密厳院｣を建てられました｡これが根来寺様の始まりです｡
このように開創の一角を成された円明寺様は興教大師が入滅された地でもあります｡

境内が柵に囲まれていたので外から手を合わせさせて頂いたのですが､他に何方も居らず強い雨の中で根来寺様の創成期に想いを馳せました｡