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おおかわはちまんじんじゃ

大川八幡神社の編集履歴
2023年06月13日(火)
和歌山県 加太駅

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タク
2023年06月13日 16時18分

ご由緒

 御祭神は、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三神である。創立年代は不詳であるが、『紀伊続風土記』によると、「前は今の社地より五丁(545m)西にあった住吉神社の境内に鎮座していたが、寛永年間(1624〜1644)紀州藩士山本十太夫が当所を支配したとき、村民阿舎梨孫右衛門と協力して現在地に移したという」とあり、また、「今村中の産土神とす 社殿壮麗にして 尋常一村の産土神の体にあらず」とも記されているが、それを裏付けるように、「廻船問屋中」と記銘された、高さ4mにも及ぶ壮大な石灯籠が4基奉納されており、また今は老朽化しているが、絵馬殿には、5.5m程の菱垣廻船の模型が保存されていることなどから、江戸中期には、紀州廻船の一翼を担う重要な廻船基地として、繁栄した面影が偲ばれる。尚、この菱垣廻船の模型は、古老の話によれば、例祭の宵祭から本祭にかけてこの船を飾り付け、村の若衆等が、祭半纏に向う鉢巻き威勢よく、村中を練り歩いたという。だが、現在は過疎地で若者も少なく、持ち運びもできない状態なので、絵馬殿に保存されたままである。

アクセス

南海加太線加太駅 徒歩44分

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