よろいじんじゃ
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楽しみ方鎧神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年08月17日(日) 23時39分29秒
参拝:2025年8月吉日
東京都新宿区北新宿に鎮座する鎧神社。新宿駅方面から歩き始めると、まず目に入るのは林立する超高層ビル群である。人と車の往来が絶えない大通りを離れ、裏道に足を向けると、次第に人通りも落ち着き、道沿いにはマンションや古くからの住宅が混じり合うようになる。駅前の雑踏からほんの数十分歩いただけで、まるで別の街へ迷い込んだかのような感覚にとらわれる――それが新宿散歩の面白さでもある。
鎧神社へは、新宿駅からおよそ30分ほど。歩を進めるごとにビルの影は遠のき、やがて周囲は落ち着いた住宅街の景色へと変わっていく。もっとも「閑静な住宅街」と言いたいところだが、境内のすぐ近くにはJR中央線の複々線が走っており、100メートルも離れていない場所から列車の走行音がひっきりなしに響いてくる。ただ、それは決して耳障りなものではない。静けさの中に規則的なリズムを刻む鉄路の音は、この土地ならではの特色を物語っているかのようであった。
社号の「鎧神社」には多くの伝承が残されている。平将門にちなむとも言われるが、ここでは個別の説には触れず、御祭神を挙げておくにとどめたい。祀られているのは、日本武命・大己貴命・少彦名命、そして平将門公の四柱である。
社殿は八幡造。夕陽を浴びると一層きらめく屋根は、訪れる人々に歴史の重みを感じさせる。拝殿の手前では左右に構える狛犬二体が迎えてくれる。その姿は威風堂々とし、まるで護衛兵のように本殿を守護しているかのようであった。これまで参拝してきた神社の多くでは、本殿は奥まった位置に設けられており、拝殿越しにしかうかがえない造りが多い。しかしこの鎧神社は裏参道が整えられているためか、本殿の姿を比較的はっきりと望むことができる(本殿という性格上、写真はなし)。八幡造のM字型社殿が手に取るように分かる。
境内の左手には、ひときわ目を引く建物群がある。神輿倉庫が五棟並び町内ごとに別棟で管理されている。扉の奥には、それぞれの地区が誇る神輿が大切に収められているのだろう。祭りの季節ともなれば、これらが一斉に担ぎ出され、街を練り歩く光景が広がるに違いない。その賑わいを想像するだけで、普段は静かな境内に活気が満ちる様子が目に浮かんでくる。
摂社として天神社が祀られ、さらに末社には稲荷神社・三峯神社・子の権現。小さな社が境内全体に多彩な信仰の息遣いを感じさせる。参拝したのは社務所が閉まっている時間帯であったが、掲示されていた授与品の中でも、とりわけ御祭神四柱の名が記された御札がひときわ印象に残った。
こうして歩いて訪れた鎧神社は、決して大規模ではないものの、由緒・社殿・境内の雰囲気、さらには地域の祭礼文化までもが一堂に集約された、見どころ豊かな神社であった。都会の中心から徒歩圏にありながら、別世界に足を踏み入れたかのような時間を過ごすことができる。
境内の片隅では、早くも黄色に染まり始めた銀杏の落ち葉が静かに季節の移ろいを告げていた。
鎧神社へは、新宿駅からおよそ30分ほど。歩を進めるごとにビルの影は遠のき、やがて周囲は落ち着いた住宅街の景色へと変わっていく。もっとも「閑静な住宅街」と言いたいところだが、境内のすぐ近くにはJR中央線の複々線が走っており、100メートルも離れていない場所から列車の走行音がひっきりなしに響いてくる。ただ、それは決して耳障りなものではない。静けさの中に規則的なリズムを刻む鉄路の音は、この土地ならではの特色を物語っているかのようであった。
社号の「鎧神社」には多くの伝承が残されている。平将門にちなむとも言われるが、ここでは個別の説には触れず、御祭神を挙げておくにとどめたい。祀られているのは、日本武命・大己貴命・少彦名命、そして平将門公の四柱である。
社殿は八幡造。夕陽を浴びると一層きらめく屋根は、訪れる人々に歴史の重みを感じさせる。拝殿の手前では左右に構える狛犬二体が迎えてくれる。その姿は威風堂々とし、まるで護衛兵のように本殿を守護しているかのようであった。これまで参拝してきた神社の多くでは、本殿は奥まった位置に設けられており、拝殿越しにしかうかがえない造りが多い。しかしこの鎧神社は裏参道が整えられているためか、本殿の姿を比較的はっきりと望むことができる(本殿という性格上、写真はなし)。八幡造のM字型社殿が手に取るように分かる。
境内の左手には、ひときわ目を引く建物群がある。神輿倉庫が五棟並び町内ごとに別棟で管理されている。扉の奥には、それぞれの地区が誇る神輿が大切に収められているのだろう。祭りの季節ともなれば、これらが一斉に担ぎ出され、街を練り歩く光景が広がるに違いない。その賑わいを想像するだけで、普段は静かな境内に活気が満ちる様子が目に浮かんでくる。
摂社として天神社が祀られ、さらに末社には稲荷神社・三峯神社・子の権現。小さな社が境内全体に多彩な信仰の息遣いを感じさせる。参拝したのは社務所が閉まっている時間帯であったが、掲示されていた授与品の中でも、とりわけ御祭神四柱の名が記された御札がひときわ印象に残った。
こうして歩いて訪れた鎧神社は、決して大規模ではないものの、由緒・社殿・境内の雰囲気、さらには地域の祭礼文化までもが一堂に集約された、見どころ豊かな神社であった。都会の中心から徒歩圏にありながら、別世界に足を踏み入れたかのような時間を過ごすことができる。
境内の片隅では、早くも黄色に染まり始めた銀杏の落ち葉が静かに季節の移ろいを告げていた。
すてき
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ヒナメリ476投稿
鉄道(乗り鉄)とスポーツ観戦(野球、競輪、競馬、アメフト、ラグビー、など)が趣味で、その旅の中で風景印を集めています。そのついでに神社仏閣にも足を運んでいます。格式があるとされる神社から町や村の...もっと読む
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