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楽しみ方三河稲荷神社のお参りの記録一覧
路地裏の小さなお稲荷さま。
綺麗にお手入れされていました。

鳥居


由来記

手水舎

社殿

社殿

お稲荷さま

社殿

社殿

勧請四百年と鳥居に刻まれています

東京都港区南青山に鎮座する三河稲荷神社は、東京メトロ銀座線・外苑前駅から徒歩約5分という、都心の一等地に位置しています。神宮球場や秩父宮ラグビー場の最寄駅である外苑前駅から地上に出て、国道246号線(青山通り)沿いのにぎやかな通りから一本脇に入ると、街の喧騒が少しずつ薄れていきます。さらに、クランク状に折れ曲がった細い道を進んだ先に、ひっそりと姿を現すのがこの神社です。都会の奥まった場所にあるため、まるで街の片隅に設けられた静かな祈りの場といった趣があります。
同じ社名を持つ文京区本郷の三河稲荷神社と比べると、こちらはおよそ半分ほどの敷地面積で、こぢんまりとした境内が特徴です。しかし、限られた空間の中にも、鳥居、手水舎、社殿、狛犬など、必要な要素が過不足なく整えられており、配置の工夫に神社関係者の細やかな心配りが感じられます。小規模ながらも、境内はよく手入れされていて、訪れる者に清浄な空気を与えてくれます。
「三河」という社号が示すとおり、この神社はかつて三河国(現在の愛知県東部)から移り住んできた人々によって創建されたと伝えられています。地元の人々の信仰を集め、長きにわたり南青山の地に根を下ろしてきました。現在の社殿は、第二次世界大戦中の空襲により焼失した旧社殿の跡地に、戦後改めて再建されたものです。そうした背景を思いながら手を合わせると、神社に刻まれた歴史の重みと、それを乗り越えてきた地域の人々の思いが静かに伝わってくるようです。
都市の中心にありながらも、心落ち着く空間が広がる三河稲荷神社。時間に追われる日々のなか、ふと立ち寄ってみたくなるような、そんな包容力のある神社でした。

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