乃木神社のお参りの記録(2回目)
東京都乃木坂駅

日が落ちる前に何とか間に合えばと思い、地下鉄の青山一丁目駅で下車しました。駅の出口を出た時点で、すでに空は夕暮れ色に染まり始めており、時間があまり残されていないことを感じました。急がなくてはと思い、自然と足が速まりました。

乃木神社へはかつて訪れたことがありますが、今回は閉門時間ぎりぎりになってしまいました。せっかく近くまで来たのだからと思い、少し息を切らせながら、乃木坂方面へと歩みを進めました。道中は比較的人通りも多く、帰宅で地下鉄の駅へ向かう人々とぶつからないように。

乃木公園を通り抜けてやっとの思いで乃木神社の一の鳥居前に到着しました。案の定、すでに境内は閉門されており、中に入ることは叶いませんでした。
あと数分早く出発していれば、せめてお参りだけでもできたかもしれないと思うと、少し悔しさが残りましたが、近々参るようにという御言葉だ、と独りよがりの解釈をすることに。

とはいえ、鳥居の前まででも来られたことには意味があると感じています。静けさの中で、日中とは異なる神社の表情を垣間見ることができたのは、ある意味貴重な体験でもありました。次回は時間にゆとりを持って訪れ、ぜひ拝殿まで足を運びたいと思います。

「乃木神社がいつ閉まるかなんて僕は知らずに来たんだ」、と独り言を言いながら乃木坂を登り帰途につきました。