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五社神社は、東京都西多摩郡檜原村にある神社。
創建等は不詳。古来「五大尊社」と呼ばれていたが、明治時代に「五社神社」と改称した。社名は、不動明王、降三世明王、軍茶利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王を祀っていることに由来し、これに蔵王権現立像を加え、平安時代前期作と推測されている等身大仏像6体が保存されている。江戸時代1781年に始まったとされる「人里(へんぼり)の獅子舞」が今日でも続いている。
当社は、JR五日市線・武蔵五日市駅の西方21kmの山あい、檜原村の中心地・橘橋交差点でを左折し檜原街道(都道206号線)を12km進んだ人里(へんぼり)地区の小山の南斜面にある。道路沿いに鳥居があって、下からだと斜面と階段の一部しか見えないが、舐めてかかると痛い目に。純粋に階段だけでも500段オーバーをクリアしてやっと境内地に到着する。
今回は、東京都で唯一の村、檜原村の気になる神社として参拝することに。神社の入口だけ見ると山の頂上は見えなかったので、たいした山登りにはならないと思って進んだが、結果的には階段の数だけで504段(たぶん)。参道は整備されていたものの、坂道を含めけっこうハード。久々のサバイバル参拝になった。参拝時は週末の午後で、自分が参拝中(登山中)には誰もいなかったが、参拝後、入れ違いでバイク乗りが1人、参拝に向かっていた。
※御朱印は、檜原街道沿いで数km離れた九頭龍神社の社務所(古民家の宿・山代)で拝受できる。
檜原村のメインストリート、都道206号線沿いにある神社入口。写真右側の山の頂に社殿がある。ここからだと山の頂が見えないので、気楽に登り始めてしまったが、この後大変なことに...
<一の鳥居>と<社号標>。最近建て直したみたいで、きれいで新しい。
階段を少し登った踊り場にある<手水鉢>。
さらに少し登ると突き当りに<聖徳太子>(左)と<念三夜塔>(右)と書かれた石碑。
階段を数十段上がっただけなのに、都道や市街地がはるか下に見える。
さて、いよいよ山道がスタート。サバイバル感が出始める。
参道左手の<百番塔>と書かれた石碑。かつての講社(参拝グループ)の石碑かな?
石碑のそばにある、途中唯一の<境内社>。表札等はなく名称は不明。
参道を進んで行くと、ちょっと壊れたベンチがある。確かにご老人だったりすると、ここまでで十分疲れるかも。
参道は途中から階段に変わる。きれいに整備され、落葉も積もっていないので登りやすい。
やがて階段はなくなるが、参道はまだまだ続く。登り始めて15分。段々不安になってくる。
さらに進むと、参道の先に何か建物らしきものが見えて来る。不安を解消すべく、進むスピードが上がる。
やっと鳥居と社殿がはっきり見えてきた。ここでひと安心。喜びもひとしお~♪
<二の鳥居>とその後ろの境内全景。
こぢんまりとしながらも、しっかりとした社殿。建て直して間もない感じ。周りはまったく人の気配がないが、拝殿の扉がちゃんと開いている。
<拝殿>内部を覗くとこんな感じ。非常にきれいにされている。
社殿の右隣にある<境内社>。表札はないが、白狐の人形が置いてあるので<稲荷社>かな。
<社殿>全景。<本殿>は覆屋に覆われているみたい。
二の鳥居近くにある燈籠。苔の蒸し具合といい、石材の劣化具合といい、非常に良い雰囲気。江戸時代の物かな?
帰りは、階段の数を数えながら下山。登山自体は20分ほどなので大したことはないが、勾配が急で階段だけで504段もあるので、それなりに気合が必要。でも、その分、社殿に辿り着いた時の達成感も大きい~♪
途中、ほとんど周りの景色は見えないが、かなり麓に近くなると、写真のような東京都のきれいな山々が見渡せる。
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