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全龍寺ではいただけません
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ぜんりゅうじ

全龍寺のお参りの記録(1回目)
東京都清瀬駅

投稿日:2023年12月23日(土)
#全龍寺

武蔵野三十三観音霊場の札所としての札所本尊は一葉(いちよう)観音。

#一葉観音

三十三観音の1尊。

僕が永平寺(福井県吉田郡永平寺町)に参拝した時、最初に出迎えてくれたのが一葉観音だ。そのためけっこう強く印象に残っている。拝観受付よりも手前のところの屋外に、石仏の形でいる。
書籍には、「蓮華の花びらの舟に乗り、片膝を立てて座っている」などと書かれている。だがまだ一葉観音も三十三観音も全く知らなかった僕には、「ベニスのゴンドラの小さいやつに乗り、両足を投げ出して座っている」ように見えた。ちょっとシュールかも。

日本仏像大全書によれば、道元禅師が中国から帰国する際、海が荒れたが、観音経を唱えると一葉観音が現れ、たちまち凪になってぶじ祖国の土を踏めた、と。そのご縁で永平寺に祀られているのだろう。
ここ全龍寺も同じく曹洞宗だが、境内の石碑には一葉観音との因縁は不明とある。

石碑は道元禅師を守った話に加え、弘法大師や慈覚大師・円仁も水難から守ってくれる観音さまとして彼を信仰した、とも記す。
2人とも留学を終え日本へ戻る途次、大しけに見舞われるも仏様の加護で難を逃れたことが知られる。ただ、弘法大師を救ったのは波切不動、慈覚大師は赤山明神と読んだことがあるが、観音さまとの絡みは初めて聞いた。
全龍寺の御朱印

すてき

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