五方山熊野神社のお参りの記録(1回目)
東京都青砥駅

五方山熊野神社は、陰陽師・安倍晴明ゆかりと伝わる神社で、境内の造りにもその世界観が色濃く表れています。境内は珍しい五角形の配置となっており、陰陽道の「五行」を意識した結界のような雰囲気を感じさせます。参道には大小二つの茅輪が設けられており、大きな茅輪は大人もくぐれる立派なもの、小さな茅輪は子ども向けの可愛らしいサイズでした。茅輪をくぐりながら無病息災を願い、静かな境内を進むと、どこか凛とした空気に包まれます。晴明公の名にふさわしく、厄除けや開運の力を静かに授かれるような、印象深いお参りとなりました。