吉原神社の編集履歴
2025年01月08日(水)

公式東京都 三ノ輪駅

shinya.m

2025年01月08日 21時17分

ご由緒

当社は吉原遊郭とともに歩んできた神社です。吉原遊郭は元和3年（1617）、幕府の許可を得て庄司甚右衛門が江戸市中に散在していた遊女屋を日本橋葺屋町（ふきやちょう）の東隣（現在の日本橋人形町周辺）に集めたことにはじまります。この地には葦（よし）が生い茂っており、そこから「葦原」、転じて「吉原」と命名されました。しかし次第に吉原が江戸の中心地になってしまったため、明暦3年（1655）に現在地である千束村へ移転となりました。以後、日本橋葺屋町付近にあった頃の吉原を「元吉原」、移転後の吉原を「新吉原」といいます。
　この「新吉原」には廓の守護神として五つの稲荷社が存在しました。吉原の入口である大門（おおもん）の手前に「吉徳（よしとく）稲荷社」、さらに廓内の四隅には「榎本稲荷社」「明石稲荷社」「開運稲荷社」「九郎助稲荷社」がお祀りされていました。
　その後明治14年に、これら五つの稲荷社が合祀され、総称して吉原神社と名付けられました。当初は吉徳稲荷社旧地にお祀りされていましたが、関東大震災にて焼失。震災後は水道尻付近の仮社殿にてお祀りしていましたが、昭和9年に現在地へ新社殿を造営、そのさい新吉原隣接の花園池に鎮座する吉原弁財天も合祀しました。その後昭和20年の東京大空襲で惜しくも焼失しますが、昭和43年に現社殿が造営されて現在に至ります。

編集前：当社は吉原遊郭とともに歩んできた神社です。吉原遊郭は元和3年（1617）、幕府の許可を得て庄司甚右衛門が江戸市中に散在していた遊女屋を日本橋葺屋町（ふきやちょう）の東隣（現在の日本橋人形町周辺）に集めたことにはじまります。この地には葦（よし）が生い茂っており、そこから「葦原」、転じて「吉原」と命名されました。しかし次第に吉原が江戸の中心地になってしまったため、明暦3年（1655）に現在地である千束村へ移転となりました。以後、日本橋葺屋町付近にあった頃の吉原を「元吉原」、移転後の吉原を「新吉原」といいます。
　この「新吉原」には廓の守護神として五つの稲荷社が存在しました。吉原の入口である大門（おおもん）の手前に「玄徳（よしとく）稲荷社（吉徳稲荷社）」、さらに廓内の四隅には「榎本稲荷社」「明石稲荷社」「開運稲荷社」「九郎助稲荷社」がお祀りされていました。
　その後明治5年に、これら五つの稲荷社が合祀され、総称して吉原神社と名付けられました。当初は玄徳稲荷社旧地にお祀りされていましたが、関東大震災にて焼失。震災後は水道尻付近の仮社殿にてお祀りしていましたが、昭和9年に現在地へ新社殿を造営、そのさい新吉原隣接の花園池に鎮座する吉原弁財天も合祀しました。その後昭和20年の東京大空襲で惜しくも焼失しますが、昭和43年に現社殿が造営されて現在に至ります。

ご祭神/ご本尊

九郎助稲荷、吉徳稲荷、榎本稲荷、明石稲荷、開運稲荷、吉原弁財天

編集前：倉稲魂神、市杵嶋姫命

参拝時間

午前１０時から午後４時

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yoshiwara_jinja

氏子・檀家以外の参拝

あり

駐車場

なし

トイレ

なし

創立

明治14年（1881）に五社の稲荷を合祀して創建

編集前：明治八年（1875）

行事

例祭　５月第三土曜日