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この日は武蔵小金井駅近辺を歩きました。ダンナ氏が所用を済ませている間、一人で街を散策しました。江戸東京たてもの園の方角に大通りを歩いて行ったところ、大きな交差点の一角にこちらのお社が鎮座されているのを見つけてお参りいたしました。

交差点の先に、石造りの鳥居を発見!

交差点を見守るようにして鎮座されています。

スッキリシャープな雰囲気の神社です。

由緒書きです。お庚申様信仰の青面金剛像、確かにありましたが写真には撮りそびれました。

お供え物を置く棚に、立派なお賽銭箱もありました。都内のこうした小さなお稲荷さまですとお賽銭箱がないところの方が多いですが、ここは交差点のど真ん前、人通りもそれなりにあり、賽銭泥棒も流石に難しいのかもしれません。

拝殿の傍らに小さなお稲荷様の祠。由緒書きの最後の説明の、木挽職人の寄進のものです。

扁額も石造りでした。今になって思い返してみて、折角時間もあって一人きりだったのだからもっとゆっくりお話すればよかった、と思うのですが、この時はそこまで思い至りませんでした。ちょっと厳しめな気質のところなのかもしれません。

小金井市街にあるお稲荷様。今は、狭いスペースですが、もともと大きな敷地だったのでしょう。隣接する小金井街道の拡幅や宅地化の波に削られたのでしょう。境内に大きな松のご神木があったことから「大松木下」と名付けられ、「赤稲荷」とも呼ばれ隣の人々から広く信仰されていました。


右の青面金剛庚申塔は年号不明。左は寛政4(1792)年に地元の上山谷講中が建てた庚申塔

明治7年(1874)に籃細工や木挽きといった職人さんたちが寄進した石の祠

手前の石灯籠は、享和2年(1802)造立。奥の石灯籠は、年代は不明ですが、近隣の村々の籠細工講中に寄進されたもの
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