福寿院

東京都 赤羽岩淵駅

福寿院（ふくじゅいん）は、東京都北区赤羽に所在する曹洞宗の寺院で、山号は宝海山。本尊は薬師如来像である。

● 創建と歴史的背景
1534年（天文3年）または1536年（天文5年）に、節菴良均和尚（または泰翁徳陽）によって開山されたと伝えられている。福寿院は、曹洞宗稲付鳳生寺の末寺として創建された。

● 赤羽学校との関わり
明治9年、福寿院の境内は赤羽学校（現在の北区立赤羽小学校）の仮校舎として利用された。この出来事は、岩渕地区の公立学校の歴史の出発点とされている。

● 現在の所在地
その後、日本鉄道本線（現・JR東北本線）の敷地となったことから、福寿院は現在の北区赤羽一丁目57-2に移転された。

● 所蔵する仏像
福寿院には、江戸時代後期に製作された木造の薬師三尊像が所蔵されている。薬師如来を中尊とし、左右に日光菩薩・月光菩薩が並ぶ形式である。

赤羽周辺の回遊ウォーキング途中、通りすがりです。