赤羽八幡神社のお参りの記録(1回目)
東京都赤羽岩淵駅

　今日は東京都北区赤羽へ。赤羽八幡神社様へあがらせていただきました。私が観ているYouTuberさんが以前、赤羽八幡神社を参拝している回があり、それを見てから機会があればあがらせていただきたいと思っていました。すぐ近くを埼京線、新幹線の線路が通っています。誉田別命(応神天皇)、帯中津日子命(仲哀天皇)、息長帯比賣命(神功皇后)の三柱を御祭神としてお祀りしています。
　創建については不詳ですが、延暦年中に坂上田村麻呂が東征の道中にこのあたりに陣を敷き、三柱を勧請したのがその始まりといわれています。江戸時代、赤羽八幡神社は岩淵5カ村の総鎮守として崇敬されました。
　前述した坂上田村麻呂が築いた陣は、八幡原と呼ばれ、神社のすぐ近くの星美学園の敷地内、国立王子病院の敷地内などこの辺りの台上一帯に及んだそうです。
　明治時代に入ると、明治5年に稲付という場所に陸軍の弾薬庫が設けられて以来、第一近衛両工兵隊など陸軍の施設の拡張、移転などがたびたびあり赤羽は陸軍の町となっていきました。神社から星美学園に至るまでの通りを「師団坂通り」と呼んでいるそうですが、その名前は前述のように明治期、陸軍の第一近衛両工兵隊にちなんで師団坂と呼ばれるようになったそうです。私の中の赤羽は居酒屋街のイメージでしたが、時代によって陸軍の町、八幡原など違う顔を持っていたことはとても興味深く感じました。