しばとうしょうぐう
芝東照宮のお参りの記録一覧(9ページ目)
【030】1617年 徳川家康 郷社 四大東照宮(他に日光東照宮/久能山東照宮/上野東照宮) 神田 武蔵國 東京都 都心 港区 平成27年5月22日
御朱印帳【神田】書き手不在とのことでこの日は諦めて帰ろうとしたのですが、奥から出て来たご高齢の宮司様が「お書きします」とのことで頂戴したレア&非常に有り難い御朱印。
《ミックジャギーの神社探訪》【23】
「あの、ジャギーさん..僕、思うんですけど、投稿にもっと、読んだ方の為になる情報を入れた方がいいんじゃないんですかね?」
「ん?何だ、鳥居君。それは、俺が神社の事、何にも知らない素人だって言いたい訳?」
「いえ..そうは言ってないですけど、他の方の投稿見ると、細かい神社情報が満載なので..」
「フッ..青いよ、鳥居君!
....青い鳥だね、鳥居だけに」
「......................」
「青い鳥だね、鳥居だけに」
「...聞こえてますよ。意味不明ですけど」
「あのねぇ、鳥居君..はっきり言っとくけどね、ホトカミに投稿してる中で、一番神社に詳しいのは、この俺だよ!」
「えっ、そんなに、はっきりと言い切って大丈夫なんですか?」
「だって、本当の事だからしょうがないだろう?」
「す、凄い自信ですね..」
「当然だろう..他の連中は甘いよ!」
「..いや、別に甘くはないと思いますけど..」
「まあ、今まで俺は、仕方なく神社に関する知識を隠してきたんだけどね」
「え、そうだったんですか?」
「そうだよ。何故だか解る?」
「いや、ちょっと、解りません..」
「この《神社マスター》の俺が神社の知識をペラペラとひけらかしたら、初心者の方はどう思うかな?」
「え..どう思うでしょう?」
「例えば、今日のこの芝東照宮。ここは、時の将軍、松平健が..おっと、気を付けないと...知識が溢れ出てきてしまうぜ」
「松平..?」
「きっと、読んだ初心者の方は、神社に小難しいイメージを持ってしまうんじゃないかな?」
「はあ..そうですかね..」
「俺はね、敢えてピエロを演じてるんだよ」
「..そうなんですか..」
「俺は、これを読んだ方に余計な先入観を持って欲しくないんだよ」
「ああ..それは一理ありますね..」
「写真を見て、先入観を持たずに神社に来て、見たまんま感じて欲しいと思ってるんだ..」
「へえ..ジャギーさんがそこまで考えてたなんて..」
「濁りの無い心で神社と接してもらいたいね」
「その通りですね...ジャギーさん..僕が間違ってました!」
「まあ、手と口を浄めようじゃないか」
「あ、はい!」
「そうか..そうだったんですね..ジャギーさんは、そんな思いで投稿してたんですね」
「フッ...ここだけの話にしといて欲しいね」
「いや、勉強になります」
「..俺も知識が口から溢れそうになるのを押さえるのに苦労してるぜ」
「そうですか..神社マスターも楽じゃないですね」
「まあ、そういう事だね」
「じゃあ、ご挨拶しよう」
「はい!」
「本日はお邪魔しております。宜しくお願い致します。」
「宜しくお願いします!」
「ほら、鳥居君、この大銀杏を見てみろよ!これに陳腐な説明なんかいらないだろう?」
「..本当ですね。見たまんま、素晴らしいですね..なるほどなぁ..」
「あの、ジャギーさん。僕、こんな本で神社の勉強始めたんですよ!」
「ん?《初めての神社入門》か..
若いな..ちょっと、見せてごらん」
「はい、どうぞ」
「ほう...俺みたいなマスタークラスには、ちょっと物足りないかな..」
「そうですよね。初心者向けですから」
「ふーん、なるほど、解りやすく書いてあるな........ええっ!!!!」
「どうしました?ジャギーさん、そんな大声出して..」
「...そうなのか...
これ《センゲン神社》って読むんだ...
《アサマ神社》じゃないんだ...
マジかよ..そうなんだ...」
「いや、あ、あの..........」
【つづく】
東京都のおすすめ2選🎌
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