いいくらくまのじんじゃ
飯倉熊野神社の御由緒・歴史
東京都 赤羽橋駅
ご祭神 | 《主》伊邪那岐命,伊邪那美命,須佐之男命,塩土老翁神 | |
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ご由緒 | 本社は、御遷座以来幾多の回禄に遭い、由緒沿革など記載の古書及び宝物等は、悉く焼失され創立年代など詳細は不明ですが、当社の伝えに依ると元正天皇御代(680-748)、養老年間(717-724)芝浦海辺の地に鎮座ありと。また文明年間(1469-1487)太田道灌(持資)により再建され、併せて数多の品物を寄進されたとある。御府内備考の丁亥書によれば慶祚阿闇梨が勧請とあり。慶祚は九世紀の人でありますので、如何に旧い由緒を有する御社か分かります。又江戸志、江戸名所図絵には、「養老年中に芝浜に勧請後この所に遷す云々」とあり、凡そ南北朝時代には、現今の地に鎮座せるものと推定されます。諸説更に研究を進めなければなりませんが、その御鎮座は、極めて古い時代であることは間違い御座いません。そもそも当御社は、武家の崇敬殊に厚く仕官の際には当社に詣で牛王神符を拝受されておりました。
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