こいしかわぜんこうじ
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善光寺(ぜんこうじ)は、東京都文京区にある浄土宗の寺院で、正式には「月参堂 縁受院 善光寺」と称します。総本山は知恩院であり、増上寺や清浄華院などの大本山とも関わりがあります。もともとは伝通院の塔頭「縁受院」として設立されましたが、明治時代に独立して「善光寺」と改称されました。
● 1602年の創建と於大の方の念持仏
善光寺の起源は、1602年(慶長7年)に徳川家康の母、於大の方が念持仏を安置するために設立されたことにあります。この念持仏は、「阿弥陀如来」「観音菩薩」「勢至菩薩」の三尊像で、於大の方が生涯肌身離さず拝み続けたものと伝えられています。彼女は、家康と自身の現世・後世安楽を願い、深い信仰を示しました。
● 長野善光寺との縁と改称
善光寺の名は、信州長野の善光寺とのつながりに由来します。於大の方が安置した念持仏が長野善光寺の御分身である「一光三尊阿弥陀如来像」であったため、明治17年(1884年)に「善光寺」と改称されました。この改称によって、より広い範囲でその信仰が受け継がれています。
● 寺宝と信仰の象徴
善光寺には、阿弥陀如来像(本尊)をはじめ、釈迦如来涅槃像や地蔵菩薩立像、善光寺三卿坐像などの貴重な寺宝が安置されています。これらの仏像は、浄土宗の教えに基づき、参拝者に安らぎと信仰心を与え続けています。さらに、信州善光寺縁起掛軸や法然上人坐像なども寺院の重要な文化財として保管されています。
● 墓所と文化的背景
善光寺の境内には、国学者の鶴峯戊申や医師の中島玄覚の墓所が設けられており、歴史的にも重要な役割を果たしています。特に、江戸時代や明治時代の学問や文化の中心地として、地域社会との深い結びつきを持ち続けてきました。
● 「月参堂」という名称の由来
「月参堂」という名称は、月に一度寺院に参ることを勧める風習や、仏を月にたとえる考え方に由来します。また、伝通院の開山上人であり、浄土宗第七祖である聖冏上人(繊月上人)の名とも関連があるとされています。このように、「月」という言葉には深い信仰と文化的な意味が込められています。
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