大雲寺のお参りの記録(1回目)
東京都瑞江駅

浄土宗　長行山　専称院　大雲寺

東京出張の翌日は休日だったため、東京に一泊していろいろと参拝を計画。
ただホテルの空きがなかったため、都心から少し離れた瑞江に宿泊させていただきました。
朝早くに参拝させていただいたため、御朱印はいただいておりません。

大雲寺は通称「役者寺」と呼ばれているそうです。
なぜ役者寺か？というと、多くの歌舞伎俳優のお墓がこちらにあるのだそうです。
しかもかなり著名な歌舞伎役者の方々です。

市村羽左衛門（初代～17代）
坂東彦三郎（初代～7代）
松本幸四郎（3～5代）
尾上菊五郎（初代・5代）
瀬川菊之丞（初代～6代）
中村勘三郎（初代～13代）
など。

そもそもなぜ歌舞伎役者のお墓がこちらにあるのかですが、元々は浅草森田町に創建されたのち、江戸の大火で本所押上村に移転しました。
そのため芝居小屋などが近いこともあり、こちらが菩提寺になったようですが、他にも何か理由があったのかはわかりません。

＜由来＞
大雲寺は浄土宗で、長行山専称院と号します。
元和6年（1620）に梵誉上人が二代将軍徳川秀忠から寺領3000坪を賜って浅草の森田町（蔵前）の地に開山しました。
寛文8年（1668）に本所押上村（現業平公園東隣り）に移り、さらに昭和6年（1931）現在地に移転しました。
歌舞伎役者の墓が多いので「役者寺」の名で知られています。
本尊は、阿弥陀如来坐像です。