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長命寺のお参りの記録(1回目)
東京都曳舟駅

投稿日:2025年08月27日(水) 01時59分14秒
参拝:2025年8月吉日
白鬚神社の次は長命寺。隅田川七福神では弁財天様。ここに至るまで灼熱の国道歩きから隅田川堰堤沿いの通りに入ると、風も吹き抜け、植え込みの緑のお陰でホッとひと息つけます。

創建は元和元年(1615)頃と伝えられる天台宗延暦末寺で、古くは宝寿山常泉寺と号していました。3代将軍家光がこの辺りに鷹狩りに来た時、腹痛をおこし、住職が加持した庭の井戸水で薬を服用したところ痛みが治まった為、長命寺の寺号を与えられたとの事。(ただ井戸水を飲んだだけで治った訳では無い)。境内には長命水の名を記した井戸が復元され、今に残されています。

隣が幼稚園の敷地の為、参拝する時に少々戸惑います。お盆休みの最終日曜日で、他に参拝客は見当たらず。本堂の周囲をおばさんが掃き掃除されている中、お参りして来ました。境内には松尾芭蕉の句碑も残っていて、この地が文人墨客に愛されていた事を偲ばせます。

おまけ〜堰堤通りから長命寺に入る手前に有名な「長命寺桜餅」の店があります。側には「正岡子規仮寓の地」と書かれたパネルが。隅田川と向島周辺の自然風景を好んだ子規は、大学予備門生の頃、長命寺桜餅「山本家」の2階を借りて3ヶ月程滞在したとの事。彼もまた創作の合間にここの桜餅を食べてひと息ついていたのだろうか、そんな思いが浮かんで来ました。
長命寺(東京都)
「長名水」の名が記された井戸。後に復元されたもの。
長命寺(東京都)
長命寺(東京都)
長命寺(東京都)
松尾芭蕉「いざさらば」の句碑。
長命寺(東京都)
長命寺(東京都)
長命寺に隣接して「長命寺桜餅」店舗があるが、その側にあった「正岡子規仮寓の地」のパネル。子規は一時期、店の2階を間借りしてこの地に滞在していた。

すてき

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