猿江神社のお参りの記録(1回目)
東京都住吉駅

　今日は電車で江東区まで行ってみました。最初に半蔵門線の住吉駅で降車して、猿江神社様にあがらせていただきました。こちらは天照大御神と宇迦之御魂神を御祭神としてお祀りしています。創建は不詳ですが、康平年中(1058)には境内地三百坪を有する稲荷社として地域の信仰を集めておりました。本殿は旧社殿が関東大震災で焼失した後、宮内庁設計技官の小川猪作氏によって都内で最古の鉄筋コンクリート造りの頑丈優美な社殿として昭和六年に再建されました。大東亜戦争時の東京大空襲の時も奇跡的に難を逃れました。昭和二十一年に伊勢大御神を合祀し、社名を猿江稲荷神社と改称しました。

〈猿江の由来〉
　源頼義•義家父子の奥州遠征において武勇の士と讃えられた家臣、猿藤太(さるのとうた)が力尽きてこの地の入江で亡くなりました。これを知った地元の漁師達が当社の境内地に塚を建てて手厚く葬りました。これに因んで、猿藤太の「猿」と入江の「江」の字を取り結んで「猿江」の社名になったと伝えられています。