宗円寺

東京都 田原町駅

透雲山 宗円寺(そうえんじ, 浄土宗, 1611年)
映蓮社見誉上人透雲大和尚が開山, 本尊は阿弥陀如来

正式名：透雲山宗円寺
東京都台東区寿にある浄土宗の寺院。
映蓮社見誉上人透雲大和尚が開山となり、慶長16年（1611）に当地に創建。

東京都台東区に位置する宗円寺（そうえんじ）は、浄土宗の寺院で、山号は透雲山です。

●創建の背景

宗円寺は、慶長16年（1611）に映蓮社見誉上人透雲大和尚によって創建されました。開山の透雲大和尚は、寛永14年（1637年）に寂しましたが、その教えは今も多くの信者に受け継がれています。寺の建立には、芝増上寺の末寺としての伝統があり、慶長16年に600坪余の地所が拝領されたことが記録されています。

●境内の特徴

宗円寺の本堂には、本尊として阿弥陀如来の立像が安置されており、その周囲には脇士として観音菩薩と勢至菩薩の立像が見られます。また、位牌堂にも阿弥陀如来の座像があります。
明和2年に銅仏地蔵尊が建立されました。