金蔵寺のお参りの記録(1回目)
東京都田原町駅

東京都台東区に位置する金蔵寺（こんぞうじ）は、天台宗の寺院であり、法江山教禅院と号しています。その歴史は1611年（慶長16年）に始まり、当初は八丁堀に創建されました。開山は祐憲和尚で、彼は祐雄の弟子であります。

●創建の経緯

金蔵寺は、創建当初から数回の移転を経て、現在の地に至ります。1635年（寛永12年）には三田に移転しましたが、土地が適さなかったため、天海和尚の助けを借りて浅草に移転しました。この移転によって、金蔵寺は堀田家の菩提寺としての役割を担うこととなります。1680年（延宝8年）には堀田正信から菩提寺に指定され、その後も堀田家やその家臣たちの墓が境内に置かれました。

●昭和期の活動

金蔵寺は、昭和期には幼稚園も運営しており、本堂はその園舎としても利用されていました。