かんえいじしのばずのいけべんてんどう|天台宗|東叡山
寛永寺不忍池弁天堂のお参りの記録一覧
上野東叡山⑥
最後は不忍池弁天堂。ここが一番参拝者が多かったです。
東叡山を一周しましたが、かつての寛永寺は上野公園全体が境内だったという事で、流石は徳川将軍家の菩提寺です。
上野公園方向から
弁天堂
弁天堂。提灯でお堂が見えない。
横から
弁財天
上野恩賜公園内の不忍池に位置する「不忍池弁天堂」は、その美しい八角形の建物で訪れる人々を魅了します。緑の屋根と赤い柱、白い壁のコントラストは遠くからでも目を引き、特に蓮の花が満開の季節には幻想的な風景が広がります。
●創建の背景
不忍池弁天堂は、江戸時代初期に天海僧正によって建立されました。天海僧正は、比叡山延暦寺にならって上野に東叡山寛永寺を創建し、その際に不忍池を琵琶湖、池に浮かぶ島を竹生島に見立てました。このような「見立て」の思想は、上野の山の設計において重要な役割を果たしました。
●建物の特徴
当初、弁天堂への参詣は船を使って行われていましたが、参拝者が増えるとともに江戸時代に橋が架けられました。1945年の東京大空襲で創建当時のお堂は消失しましたが、1958年に鉄筋コンクリート造で再建され、どこからでもお参りできる八角形のデザインとなっています。
●本尊とご利益
弁天堂に祀られる本尊は「弁才天」。音楽や芸能の守護神として広く信仰されており、特に金運向上のご利益があるとされています。一般的には琵琶を持った姿で知られていますが、こちらの弁天さまは「八臂弁才天」として八本の腕を持ち、それぞれに武器を携えています。これらの武器は煩悩を破壊するための道具であり、苦しみから人々を救うためのものとされています。
毎年9月の「巳成金大祭」には、弁才天が特別に開帳されます。2022年は特別に開期が延長されました。
お寺の御朱印帳がもうすぐ終わりそうでしたので、こちらでピンクのものを購入しました。
天海僧正が建立。創建当時のお堂は戦災で焼失し現在の堂は1958年に再建されたもの。ご本尊は弁財天。書き入れ御朱印二種頂けます。
八角堂
手水舎
本堂内部
大国天堂
弁財天御朱印
大国天御朱印
台東区上野公園の不忍池にある弁天様。谷中七福神の弁財天。
江戸時代初期に江戸幕府の天海大僧正が京都の鬼門を守る延暦寺に見立てて江戸の街の鬼門に寛永寺を建てました。それと同じように不忍池とそこに浮かぶ小島を琵琶湖と竹生島に見立てて弁天様を祀った事が始まり。
六角形の御堂に祀られる秘仏の弁天様は8本の腕を持ち煩悩を壊す武器を持った八臂辯才天様です。
外国人観光客も含め多くの参拝客が来られていました。香炉に御線香をあげ私も手を合わせてきました。弁天堂の境内には大黒天堂もあります。弁天様と大黒様の御朱印を頂けます。
弁天堂は黒柳徹子が書いたベストセラーをアニメ映画化した「窓ぎわのトットちゃん」にも登場しています。お祭りの日にトットちゃんが泣きながら屋台のヒヨコが欲しいとパパとママにお願いしていたのがこの弁天様の前でした。戦時中の空襲で焼失する以前の弁天堂が描かれています。
弁天堂
弁天堂
弁天堂
弁天堂
手水舎
香炉
おみくじ
天海僧正毛髪塔
絵馬
ハト
鳥塚
めがね之碑
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