広大寺

東京都 稲荷町駅

東京都台東区に位置する広大寺（こうだいじ）は、浄土宗の寺院で、龍宝山随厳院と号しています。この寺は、元和7年（1621年）に道蓮社白誉上人純阿劉鉄和尚によって創建されました。

●創建の背景と特徴

広大寺は、浅草幡随院の末寺として設立されました。本堂の本尊は阿弥陀如来で、脇士として観音菩薩や勢至菩薩、善導大師、円光大師が安置されています。特に、阿弥陀如来の像は、2寸5分の毘沙首羯摩作で、特別な由来を持っています。これは、開山である道蓮社白誉上人が幡随意上人の弟子であったため、東照宮から贈られたものです。
また、広大寺は昭和3年に北松山町（現在の松が谷）の満泉寺を合併し、さらにその信仰の輪を広げました。境内の広さは約555坪です。

稲荷町から浅草に向けてぶら旅、通りすがりです。