江戸三十三観音霊場17番札所。寶福寺(ほうふくじ)は、中野区にある真言宗豊山派の寺院。山号は如意輪山。本尊は聖徳太子。札所本尊は如意輪観音。<中野観音>とも呼ばれている。
創建は不詳。寺伝では聖徳太子が諸国巡遊している際に当地に寺を建てたとし、聖徳太子が持っていたとされる如意輪観音が境内の観音堂に安置されている。
当寺は、地下鉄方南町駅から歩いて10分ほどの住宅街の中にある。隣にある多田神社(参拝済)の別当寺というだけあって、同じ敷地に入口だけ違う形。丘の斜面にあって、宝福寺の入口も多田神社の鳥居も並んで丘の麓にあり、宝福寺の方が高い場所にある。
参拝時は週末の午後で、他に参拝者はなくゆっくり参拝した。
![宝福寺の本殿]()
当寺の入口は、多田神社入口の左隣にある。そこから石坂を上がるとこの門に辿り着く。
![宝福寺の本殿]()
なかなか大きくて立派な<本堂>。
![宝福寺の本殿]()
本堂正面。<寶福寺>の扁額。
![宝福寺(東京都)]()
本堂正面に立って左を向くと、建造が終わったばかりの観音堂。お寺の方によると、2009年に観音堂が火災で焼失したそうで、この新しい観音堂にはまだ観音様は安置されていないとのこと。
![宝福寺の建物その他]()
観音様は、本堂正面右側の臨時コーナーにて参拝できる。
![宝福寺の本殿]()
本堂全景。
![宝福寺の建物その他]()
本堂右脇にある寺務所。御朱印はこちら。
みんなのコメント(0件)
ログイン・無料登録すると、投稿へコメントできます。