ほうりんじ|高野山真言宗|正覚山(しょうかくざん)
法輪寺の編集履歴
緯度
34.10421148342739
編集前:34.1043725
経度
134.33382102424844
編集前:134.3337248
ふりがな
ほうりんじ
ご由緒
古くは「白蛇山法林寺」と称され、現在の地より北4キロほど山間の「法地ヶ渓」にあって、壮大な伽藍を誇っていたと伝えられる。その礎石や焼土がのこっており、これは天正10年(1582)の戦乱のさいに長宗我部元親による兵火で焼失した遺跡である。縁起によると、弘法大師がこの地方で巡教されていたときの弘仁6年、白蛇を見つけた。白蛇は仏の使いであるといわれていることから、大師は釈迦の涅槃像を彫造し、本尊として寺を開基したとされている。涅槃釈迦如来像は、北枕でお顔を西向きに、右脇を下に寝ている涅槃の姿を表しているが、そばの沙羅双樹は白く枯れ、釈迦を慕い嘆き悲しむ羅漢や動物たちの像も安置されている。開帳は数年に1度で、次回は2020年2月15日に行われる予定である。
現在地に移転し、再建されたのは正保年間(1644〜48)で、当時の住職が「転法林で覚をひらいた」とされ、山号と寺名をいまの「正覚山法輪寺」と改めた。しかし、安政6年(1859)にまたしても罹災している。これは村人が浄瑠璃芝居の稽古をしていた際に、堂内から出火したと伝えられ、鐘楼堂だけを残して全焼した。明治時代になって再建されたのが現在の堂塔である。寺宝に「弘法大師御御衣」が伝えられている。高野山奥の院で入定されている御衣替えの恒例にちなんで、明治15年(1882)、明治天皇が法輪寺に下賜されたものである。
ご祭神/ご本尊
涅槃釈迦如来
アクセス
徳島バス 二条・鴨島線 「二条」下車 (1.8km)
8【熊谷寺】より
(自家用車)約10分 約3km
(徒歩)約30分 約2.5km
10【切幡寺】より
(自家用車)約15分 約5km
(徒歩)約1時間 約3.8km
参拝時間
7:00~17:00
駐車場
普通50台(無料)
御朱印
あり
山号
正覚山(しょうかくざん)
院号
菩提院(ぼたいいん)
創立
弘仁6年(815)
創始者/開山・開基
弘法大師
巡礼
四国八十八箇所第9番
行事
数年に一度 本尊御開帳