じょうこうじ(のぶじぞうそん)|天台宗|延生山
城興寺(延生地蔵尊)のお参りの記録一覧
次は栃木十三仏のお寺に行くため北上して芳賀町へ。
この間、神社は無人社ばかりなのでスルー。 一ヶ所だけ「両宮神社」という神社近くを通りましたが(これも無人社)、あいにく通ったのが神社裏の方で、どう考えても孔明の罠っぽい細道に導かれたためここも参拝断念(*Д*;
普段「呼ばれた寺社」にしか触れませんが、こういう「拒まれた寺社」にも結構出くわしてます (実際行ってないので書けないw)
お寺は受印可能な所が何ヶ所かありましたが、時間がなく断腸の思いでこちらも全スルー(>_<)
城興寺に到着、安産・子育ての御利益にかなり特化したお寺のようです。
かなりの古刹のようですが、天正年間に火災に会い、それ以前の記録が焼失してしまい開基はハッキリしないらしい・・・
田舎の小集落にあるのですが、門前に写真館を兼ねた結構大きな呉服屋があってビックリ!(@_@;) やっぱ御利益の関係で七五三で来る親子も多いんではないかと。
このお寺、多産に通じる戌の日が縁日らしく安産祈願の祈祷をしてくれるらしい。 逆に仏滅はガッツリ休み取る様子(戌の日と被った場合は営業)
後で調べたら前日13日が仏滅だった・・・危ねぇ!(;´Д`)
無事に十三仏の御朱印を拝受
他に授与所にセルフ印みたいのが3つ見えたので、御住職に他の御朱印もあったらいただけないか聞いてみたのですが、他はやってないとのことでした。
・・・ところが後でGoogle Mapのクチコミを見たところ、関東百八地蔵霊場の第45番 延生地蔵の御朱印もあったらしい・・・おい!(^^#
そりゃ嘘も方便てのも仏教だけどよぉ、このネット社会で嘘付いてもすぐバレるだよwww
それとも何か「コイツ明らかに毒男っぽいから安産の御朱印なんてやってもしゃあねぇべ( ´Д`)」とでも思ったか!(被害妄想)
もしかしたら縁日の戌の日だけ授与してるのかもしれませんが・・・いや、単に面倒くさかっただけだなあの坊さんw
これで栃木十三仏もあと一寺! さぁ明日こそ結願だ(゚∀゚)
・・・しかし、秩父三十四ヶ所でも秩父十三仏でもそうでしたが絶体この手の巡礼がマトモに終わらない私。
案の定、栃木十三仏でも最後の最後で一悶着あり・・・これについてはまた後程w
栃木十三仏 第五番 地蔵菩薩
この右側に、田舎の小集落にも関わらず立派な呉服屋+写真館があります
周辺地図
すぐ西にある観音寺も関東八十八霊場とぼけ封じ三十三観音が受印できるそうですが今回は行けず(>_<)
浄林寺は受印情報なし、日蓮宗らしいので御首題はあるか?
神社は全て田舎の無人社
この地図には書いてませんがすぐ西の稲穂の絵の辺りに御霊神社と安住神社もあります
この後、別の安住神社二社に続けて行ったので、どうせならここも含めて3連チャンにしようと思ったのですが残念ながら時間がなかったw
山門
境内は結構広いっす
延命地蔵尊
一つの岩から削り出したようですが、当時の技術の限界か、錫杖が前後に太くほぼ頭と一体化しており頭巾がご覧のような状態にw
このお寺はとにかくお地蔵さんが多い
鐘楼
平和観音堂
栃木らしく大谷石製
観音堂
芳賀秩父観音というローカル霊場の5番札所
欄間にあった高砂(?)の彫刻が印象的でした
松葉の彫り込みがスゴイ!
弘法大師供養塔
アレ? でもこのお寺は天台宗では・・・どこかの時代で宗旨変えしたのか(?_?)
観音堂の裏あった地蔵堂
どうもこれは初参りで奉納するらしく、よだれ掛けには我が子の成長を願うママさん達の暖かいお言葉があってホッコリ( ´ー`)
・・・まぁ私はたぶん後世に遺伝子残せませんけどw(ノ∀`)
その横に頭巾を被ったお地蔵さん
堺雅人風のなんか含んでそうな笑みwww
「拝んだら御利益返す 倍返しだ!」
後鳥羽・土御門・順徳天皇というと承久の乱の頃か・・・
しかし皇后の出産祝い地蔵をなんで都近くじゃなくこんな遠い下野に安置??
承久の乱で朝廷側に付いた下野武士でもいたのかと思いましたが、やはりこの辺はこぞって鎌倉幕府側・・・うーん、謎(?_?)
「爺婆踊る」 このフレーズなんか好きw
手水にもなんかお堂が・・・
不動明王が祀られてました
しかしスゲェ顔だな(^^;
このお寺のメイン 延生地蔵堂
厨子は閉まってました
たぶん戌の日だけ御開帳じゃないかと
渡り廊下で右のお堂と繋がってますが、このお堂は何だかわからず
渡り廊下を潜ると「賽の河原」
やはり子供に関する御利益中心なお寺なだけに、水子供養という面もあるわけで・・・
中には賽の河原のジオラマ(?)がありますw
閻魔様、奪衣婆、石を積む水子、それを蹴散らす赤鬼・青鬼、そこに現れて救ってくれるお地蔵さん
親より先に死ぬいわゆる「逆縁」
もちろん自殺とかは論外だけど、病気とか事故とかの不可抗力もあるし、これを罪と見るのはちょっとなぁ・・・(´・ω・`)
まぁ昔からの信仰にケチ付けるのは野暮だし「親絶体!」の儒教思想も多分に混ざってるんだろうし
昔は毒親なんて概念もなかったしねw
奪衣婆が怖ぇ!(((;゚Д゚)))
実はこの三途の川ジオラマ、子供の頃にTVで見たような記憶があるんすよね(?_?)
「あなたの知らない世界」か何かの心霊番組で取り上げられことがあったような・・・単なるデジャヴかもしれんけど(^^;
本堂
古民家風のちょっと変わった構造で、本尊前には上リ口がなく右の寺務所のような所が入り口
間引き・・・ああ、これも子供に纏わる寺社の暗黒面だよね(>_<)
おびんずる様
隣は子安観音か子安地蔵だと思いますが、やはり女性的な容姿、ちょっとセクシーですらある(*´Д`)
そんな下衆な妄想抱く参拝者を冷めた目で見るおびんずる様w
ちょっとだけ本堂に上がって見ました
御本尊は暗くてよくわからず
お守り各種
てか撮影時は気付かなかったんだけど、ここでも炎の必勝守売ってたんだなw
こちらの方が200円高額・・・いやいや!縁起物を価格で判断しちゃいけませんwww
延生山 城興寺
栃木十三仏霊場の巡礼で参詣しました。
こちらのお寺で栃木十三仏霊場、無事に結願したので満願之証をいただきました。
栃木十三仏霊場 第五番
延生山 城興寺
「延生地蔵」
御詠歌
延生地蔵 朝な夕なに 念ずれば
子をやすやすと
生まれ給ひぬ
栃木十三仏霊場 満願之証です。
本堂
ある帝のお后がご懐妊したものの、予定日になっても一向に産まれる気配がなく心配されていた、ある晩、帝の枕元に一人の僧侶が立ち、「地蔵菩薩を拝みなさい」と告げられた。翌日無事お産となり、大変喜んだ帝は地蔵菩薩を作らせ成興寺に安置した。産み月が延びても安産だったので、この地を延生と名付けた。
と言うエピソードから、延生地蔵尊と呼ばれ、安産祈願に県内、関東から沢山の一人がお詣りにくるそうです。
この日も新生児を連れたご家族が、お宮参りにきとました。
地蔵菩薩像は運慶作と言われています。
楼門
延生山の文字は山岡鉄舟の書
宇津救命丸から寄進されました!
楼門入って左
子育て地蔵堂
こちらに運慶作の地蔵菩薩像が安置されています。
本堂
悲しい歴史です。
これかな?
びんずる様
手水舎
手水舎には不動明王が睨みをきかしていました。
頼り甲斐のあるお地蔵様です。
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