なすゆぜんじんじゃ
那須温泉神社栃木県 黒田原駅
授与所:09:00〜17:00
御朱印 | |||
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限定 | - | ||
御朱印帳 | |||
駐車場 | あり |
最近マイブームの“公共日帰り温泉”で参拝しました。今回のルートは鹿の湯→那須温泉神社→殺生石→鹿の湯の周回コースと言ってもお散歩コースです。何十年振りに“南ヶ丘牧場”を見学、この辺りの紅葉は見頃でした。
まだ営業してません。
駐車場は“鹿の湯”さんを利用しました。
橋を渡って“那須温泉神社”を目指します。
スタッフさんが温泉のメンテナンスをされてました。撮影許可を頂きました。
階段を上がって行きます。
那須温泉神社が見えて来ました。
鳥居の隣に“無料の足湯”さすがに温泉神社。9時半からオープン。
足湯。
このコースで参拝しました。
結構キツイ階段です。
拝殿が見えて来ました。
拝殿
本殿
九尾稲荷神社の右側に“殺生石”エリアが見えます。
殺生石を目指します。
殺生石から参拝する鳥居になります。
殺生石は、栃木県那須郡那須町の那須湯本温泉付近に存在する溶岩である。付近一帯に火山性ガスが噴出し、このガスにより鳥獣が命を落とす事例が古来知られてきた。「殺生」とは仏教における五戒のひとつで「いきものの命を奪う」意。(ウキペディアより)
“生き物を殺す石”と昔は信じられてきました。
“九尾の狐”伝説。
昔、美しい女性の姿に化身した金毛九尾の妖狐がいました。この妖狐はインドや中国で悪事を働こうとして失敗し、日本に逃げてきました。 狐は玉藻の前という名の優雅な宮廷婦人を装い、鳥羽上皇(1103~1156)の宮廷に仕えました。狐は上皇の寵愛を得ておりましたが、陰陽師にその正体を明らかにされてしまったため、那須に逃げ込みました。長い戦いの後、上皇の軍は狐を討伐しましたが、狐は巨石に姿を変え、邪気と有害なガスを出し続けました。 数世紀後、那須にやって来た僧侶の源翁(げんのう)和尚(1329~1400)が、石の呪いを解こうと、石に大きな金槌を振りおろし、3つに打ち砕きました。石片の1つは会津に、もう1つは備前に飛んで、最後の1つは那須に残りました。それ以来、狐の魂を鎮めるために、毎年5月に御神火祭と呼ばれる夜の儀式が行われています。たいまつを持った参加者たちが那須温泉神社から殺生石へと向かい、金毛の狐の面と白装束をまとった太鼓奏者が、焚き火の前で太鼓を叩きます。 九尾の狐の物語は、能楽や歌舞伎でも上演され、有名になっています。
玉藻前(たまものまえ)は、平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる伝説上の人物。妖狐の化身であり、正体を見破られた後、下野国那須野原で殺生石になったという。(ウキペディアより)
2年前に殺生石が割れ狐が出て来たんじゃない?ザックリ言って最近、元グラドル(観光大使)に化身したという事がスクープされた様な話、平安時代から男女関係は良い話のネタになる事を学びました。
割れる前の殺生石(読売新聞拝借)
ウキペディア画像拝借
那須ビジターセンターHPの“九尾の狐”神獣。
那須温泉神社右隣の九尾稲荷神社は玉藻前を祀っています。
御朱印を頂きに社務所を目指します。殺生石の入口と鹿の湯の入口が近い事が判りました。
神社に出て来ました。
見立神社。子供土俵。
御朱印を頂きます。
“鹿の湯”に向かいます。
来た道を戻る事にしました。
一本道なので周回しやすいです。
“鹿の湯”周辺を散策。
那須の観光名所であり、九尾の狐伝説で有名な殺生石のそばに、現在の共同浴場「鹿の湯」があります。 那須温泉の開湯は古く、その発見は第34代舒明天皇の御代(630年ごろ)に遡ります。茗荷沢村(みょうがさわむら:現在の那須町高久乙)に住む郡司の狩野三郎行広が狩りの途中、射損じた白鹿を追いかけ霧雨が谷(現在の鹿の湯あたり)という深い谷に分け入ったところ、自らを温泉の神と告げる白髪の老翁が現れました。老翁の進言に従って三郎は鹿を探し、温泉に浸かって矢傷を癒している白鹿を見つけました。三郎はこの温泉を鹿の湯と名付け、温泉の杜(現在の那須温泉神社)を建立し、射止めた鹿角を奉納したといわれております。 こうして開湯された鹿の湯は、温泉発見において日本で32番目に古く、栃木県では塩原、日光を抑えて最古、同じ関東の熱海、修繕寺、草津、伊香保らとともに、古い歴史を持つ日本の名湯として全国にその名を知られています。(引用)
十分徘徊したので、ひとっ風呂浴びます。
袋付きが嬉しいです。
HPより画像拝借。青森県の“酸ヶ湯”にちょっと似てました。
南ヶ丘牧場
風呂上がりは、定番の瓶入りコーヒー牛乳。飲み応えありサッパリした味で美味しゅう御座いました。
近場で撮影する際には“虫よけスプレー”必要、アブかな?刺されます。
話のネタに購入してみました。
“釣り堀”が賑わっています。
釣って食べられるみたい。
“南ヶ丘牧場”駐車場の紅葉が素晴らしかったです。この辺りの紅葉は今が見頃、那須温泉神社から上は終わっています。
下野国那須郡の式内社です。那須温泉の鎮守社として創建された神社で、源平合戦の屋島の戦いで戦場の扇を射たことで有名な那須与一が、矢を射る際に祈願した神様の一柱にこちらの御祭神の神名を呼び祈願したといいます。その功績によってこの那須郡を総領とし、国民たちはその霊験にあやかるため勧請していき、現在では県内に約80社ほどの温泉神社があります。
《一の鳥居と社号碑》
《扁額》
揮毫者としてあの竹下登さんの名前があります。
《表参道》
《さざれ石》
《社務所》
9時から開きました。
《愛宕神社》
なんかこっち通って本社にお参りする道があるらしいのでこっち登りました。
《三の鳥居》
こちらが総領として那須郡を与えられたときに与一さんが奉納したと伝わります。
《見立神社》
《御神木?》
《手水舎》
水は流れでした。温泉ではなく普通の水。
《由緒書き》
こちらにあるように『延喜式』神名帳記載の温泉名を冠する神社10社は
出雲国意宇郡-玉作湯神社
因幡国巨濃郡-御湯神社
摂津国有馬郡-湯泉神社
伊予国温泉郡-湯神社
陸奥国玉造郡-温泉神社、温泉石神社
陸奥国磐城郡-温泉神社
近江国浅井郡-湯次神社
出羽国平鹿郡-塩湯彦神社
そして下野国那須郡-温泉神社と思われます。おお、ホントに10社だ。
これ以外にも温泉地に建つ元式内社は多くあります。
《拝殿》
とても立派です。
《扁額》
こっちは揮毫者として千家尊祀と先代出雲国造の名前があります。
《拝殿内部》🙏
👁チェックポイント‼️
湯本を含めた那須温泉郷は古くから朝廷にも認知にされた重要温泉場の一つで、六国史にも登場し貴族たちも湯治のために遠路はるばる行っていたものも多かったのです。また那須岳の南麓には皇族の那須御用邸があり、現在もその重要性は維持されています。
県内の温泉神社は他の温泉街の鎮守のとしても祀られている他、那須与一さん以降の那須氏たちが自分たちの領地に勧請していったのもあって、温泉がなくとも温泉神社があるという珍しい例になっています。
《九尾稲荷神社》
拝殿右手にあります。
《眷属像》
尻尾をよく見ると枝分かれするかのように線が入っています。
《盲蛇石》
目の見えない蛇の冬眠を手伝ったところ、その蛇がいたところに湯の花がついていたという伝承があります。
《賽の河原》
数多くのお地蔵さんと積まれた石が見られます。かつて殺生石から出ていた毒ガスにやられてしまった人たちの供養のためでしょうか?
《殺生石》
ちょっと遠くで分かりづらいですが、少し前から綺麗に割れています。
《殺生石側の鳥居》
ここから下に降りると殺生石のところへ一直線。
上代より温泉名を冠せし神社は、延喜式神名帳(西暦900年代)に十社を数え、当温泉神社の霊験は国内に名高く,奈良朝時代の貴族の温泉浴のことは正倉院文書によりても明らかである。従って神位次第に高まり,貞観11年(869年)に従四位上を授けられた。後世那須余一(与一)宗隆西海に扇の的を射るに当たり,当温泉神社を祈願し名声を轟かして、那須郡の総領となるや領民こぞって温泉神社を勧請し奉り、貞享3年(1686)6月19日正一位に叙せられた。
現在那須郡内に約八十社の温泉神社を数うるのをみればいかにこの地方の信仰を集めていたかが推察される。
名称 | 那須温泉神社 |
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読み方 | なすゆぜんじんじゃ |
通称 | おんせん神社 |
参拝時間 | 授与所:09:00〜17:00 |
参拝にかかる時間 | 約20分 |
参拝料 | なし |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 0287-76-2306 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://nasu-yuzen.jp/ |
お守り | あり |
絵馬 | あり |
ご祭神 | 《主祭神》 大己貴命 少彦名命 《相殿神》 誉田別命 |
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ご神体 | 不詳 |
創建時代 | 舒明天皇二年(630) |
創始者 | 狩野三郎行広 |
ご由緒 | 上代より温泉名を冠せし神社は、延喜式神名帳(西暦900年代)に十社を数え、当温泉神社の霊験は国内に名高く,奈良朝時代の貴族の温泉浴のことは正倉院文書によりても明らかである。従って神位次第に高まり,貞観11年(869年)に従四位上を授けられた。後世那須余一(与一)宗隆西海に扇の的を射るに当たり,当温泉神社を祈願し名声を轟かして、那須郡の総領となるや領民こぞって温泉神社を勧請し奉り、貞享3年(1686)6月19日正一位に叙せられた。
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体験 | 祈祷おみくじ絵馬御朱印お守り祭り武将・サムライ伝説 |
概要 | 那須温泉神社(なすゆぜんじんじゃ)は、栃木県那須郡那須町の神社。 |
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引用元情報 | 「那須温泉神社」『ウィキペディア日本語版』。 この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E9%82%A3%E9%A0%88%E6%B8%A9%E6%B3%89%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=102309339 |
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