つばきだいなりじんじゃ
椿田稲荷神社のお参りの記録一覧
「お金がなければ無人社を拝めばいいじゃない」
と、マリー・アントワネットも言ったかどうだか知りませんが、困窮中のためしばらく御朱印や授与品の誘惑のない無人社・無住寺中心に回ることにしました(^^;
まずは栃木・群馬県境に立つこちらのお稲荷さん。
佐野の唐沢山城の最南端の出城である椿田城という城跡に立つ神社です。
以前、田中正造の分骨地の一つである雲竜寺を訪ねた時にここも参拝しようと思ったのですが、入り方がわからず断念。
後ろに川が流れてて東側の佐野行田線という幹線道路からしかアクセスできず、しかもこの道が中央分離帯があって南の館林側から来ないと入れないという面倒くささ。昔はもうちょっとアクセスが良かったのですが隣に中古車屋とかラブホとかできちゃって佐野側からのアクセスがやや困難に。
自分が子供の頃はそれなりに信仰を集めてて、十数年くらい前までは佐野名物いもフライの屋台とか常時出てたのですが、すっかり寂れて無人社となってしまった様子( ´・ω・`)
一応ちょっとした桜の名所でもあり、2020年までは地元のオカリナの里が春の例大祭に演奏会とかやってたブログが見つかりましたが、コロナ禍で休止になってしまったらしい・・・今年辺りは復活すんのかな?
ご覧のように境内は凄まじい数のお稲荷さん尽くし!
金○○円みたいな奉納札もかなりの数貼ってありまして、やはり以前は相当な崇敬を集めてたお稲荷さんだったようですね。
北側の一の鳥居
左の佐野行田線が渡良瀬川の橋に向かって上っていく所にあるので、神社は一段低い位置にあります
二の鳥居?
後述のようにこちらは脇参道の可能性もありハッキリしない
三の鳥居?
ご覧のように神社東側から下りる道もあり、ひょっとしたらこちらが表参道かも
大小の鳥居が多数
左にお稲荷さんの祠も多数
全て奉納鳥居のようで、やはり昔は結構な信仰を集めてたらしい
水道式手水
比較的キレイなタオルが掛かってたので、正月は神職さんか管理してる氏子さんが来てたのかも?
ここにも稲荷の祠がいっぱい
椿田の眷族はなかなか優しい顔をしてる
子供がこっち見てますなw
小さくてかわいい眷族もいました
拝殿
小さな神社ですがなんと鈴が五つも下がってる!
昔は並ぶほど参拝客が来てたのかも
扁額は横長
大量の白狐の置物
神社の規模のわりに授与所がわりと大きい
開いてたかどうだかわからんが元日に来てみれば良かったな・・・
右手に少し大きめの境内社
この神社の神様はほぼ全てお稲荷さんですが、この境内社にはミズハノメを祀ったと思われる川入水神という額もありました
河嶋大明神という額もあり
どちらも渡良瀬川の水運が盛んだった頃に祀られた水神と思われます。
あるいは椿田城主の赤松福地家は遠く丹波にルーツがあるそうなので、そちらの神様を持ってきたのかもしれない
後ろも圧巻のお稲荷さん尽くし!Σ(゚Д゚;)
さすがに全部は拝みきれないので、
間にある少し大きな社をいくつかピックアップして周辺のお狐様をまとめて遥拝w
これとか・・・
これとか
こちらは真新しい榊が上がってましたので特別なお稲荷さんかもしれません
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