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あしかがおりひめじんじゃ

足利織姫神社の御由緒・歴史
栃木県 足利市駅

ご祭神《主》八千千姫命・天御鉾命
創建時代宝永二年(1705)
創始者不詳
ご由緒

当織姫神社の祭神は、太古の昔より機織を司る天御鉾命、天八千々姫命の二柱の神様です。この二柱の神様は、もともとは皇太神宮御料の織物を織って奉納したという伊勢国渡会郡出井の郷、神服織機殿神社の祭神でした。
 千二百年余の歴史と伝統を誇る機業地足利の守護神として、1705年にこの二柱の神を勧請し、その分霊をお祀りしたのがこの織姫神社でございます。
 昭和九年春、崇敬者有志をもって、織姫神社奉賛会を組織し、新社殿建立に着手しました(旧社殿は明治十二年に建立、翌年焼失)。三年有余の歳月をかけて落慶し、昭和十二年五月現有社殿の威容が完成いたしました。そして平成十六年六月九日、国の登録有形文化財として認定されました。
 徳富蘇峰撰文による「造営碑」に記されておりますように産業振興の神社として、さらに縁結びの神社としてその御神徳は高く、足利市民はもとより、全国から多くの参詣者が訪れております。
 朱塗りの殿堂は織姫山(機神山)の緑に映えて美しく、足利を代表するシンボルであり、境内より正面に富士の霊峰を仰ぎ、関東一円を遠望できる景勝の杜でございます。

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