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太平山神社ではいただけません
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おおひらさんじんじゃ

太平山神社のお参りの記録(1回目)
栃木県大平下駅

投稿日:2021年11月10日(水)
参拝:2020年10月吉日
太平山神社(おおひらさん~)は、栃木県栃木市平井町にある神社。式内論社で、旧社格は県社。主祭神は瓊瓊杵尊、天照皇大御神、豊受姫大神。

社伝によると、平安時代前期の第53代淳和天皇の御代に、風水害や疫病に苦しむ人々を案じ、勅命により天照皇大御神(日)、豊受姫大神(月)、瓊瓊杵尊(星)、この「日・月・星」の三座を祀る当社を造営した。するとたちまち世の中は治まり、喜んだ淳和天皇は827年に勅額を慈覚大師(円仁)に託し、当社に下賜したとする説がある。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載されている「下野國 都賀郡 大神社 小」の論社とされており、他の論社として大神神社(栃木県栃木市惣社町)がある。その後、太平山は神鎮まる御山として一大宗教霊地となり、摂末社及び寺院が80余り遷座・建立されたと伝わる。室町時代の1392年には後小松天皇から「太平山神社」の勅額を下賜されたが、戦国時代の1585年に戦火により、社殿とともに、淳和・後小松両天皇の勅額は焼失した。江戸時代に入るとすぐに復興され、徳川幕府から朱印地50石を下賜された。明治時代には県社に列格した。

当社は、JR両毛線・大平下駅の北方2kmの、太平山(標高341m)の中腹(標高230m程度)にある。周辺は、かつては山岳信仰の場であったが、現在ではパノラマ・ハイキングコースも設定されている。また、境内入口には生きた茶店が数軒あることから、普段から観光客が多いことが分かる。境内には、本社が古くて立派であるだけではなく、数多くの大きな境内社があり、信仰の歴史を感じることができる。昇殿祈祷者も多かった。車で一気に社殿近くまで行くこともできるし、裾野からハイキングを楽しみながら参詣することもできるので、観光地としてもなかなか秀逸。

今回は、下野國の式内論社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、地元で人気の観光地のようで、大勢の観光客が参拝に訪れていた。
太平山神社の景色
当社の駐車エリアと思しき場所にバイクを停めて、参拝の皆さんとともにちょっとした細い階段を登ると、いきなりの展望台。眼下に広がるのは栃木市、小山市方面かな。
太平山神社(栃木県)
展望台から社殿方向に向かうには、茶店エリアを通過する。「団子、焼鳥、玉子焼」が太平山の三大名物と言われ、これら茶店でいただくことができる。
太平山神社の建物その他
茶店エリアを抜けると、山際に社殿がずらっと並んで見える。これは壮観。(^▽^)/  ※カメラが西日の逆光にびっくりして変な色あい...涙
太平山神社の末社
まずは手前から順に見ていく。まずは<愛宕神社>(左)と<八幡神社>(右)。
太平山神社の末社
次は境内社8社まとめて。左から順に<皇大神社>、<稲荷神社>、<厳島神社>、<上宮神社>、<天満宮>、<大杉神社>、<織姫神社>、<浅間神社>。全国区の神々に混じって、北関東ローカルの大杉神社(茨城県稲敷市)、織姫神社(栃木県足利市)が混じっているのが面白い。(^▽^)/
太平山神社の末社
つづいて、左から順に<太平山稲荷神社>、<三輪神社>、<足尾山神社>。ここにも北関東ローカルの足尾山神社(茨城県石岡市)を発見。
太平山神社の本殿
次は大きな社殿が一つ。メインは中央の<星宮神社>で、そこに<天満宮・文章学社>(左側)、<子易神社>(右側)が間借りしている形みたい。左側の建物との間に見えるすごく小さな社は<蛇神社>。
太平山神社の末社
つづいては<福神社>。
太平山神社の末社
その次は<交通安全神社>。昭和の神様 ~(^-^;
太平山神社の本殿
そしていよいよ、メインの太平山神社<拝殿>。この見た目(画角)が、当社の紹介でよく見かけるカット。

おっと、その前に手水で清めないと...(^_^;)
太平山神社の手水
上写真の撮影位置の左側にある<手水舎>。参拝客の多さに比して小さい。
太平山神社の建物その他
後ろを振り返ると、山の麓から上がってくる参道が。鳥居も見える。さらに下には<隋神門>があるらしい。

そう言えば、まだ鳥居はくぐっていなかった...(^_^;)
太平山神社の本殿
拝殿前の奉納扁額掛けも、とってもフォトジェニック。皆さんここで決めポーズで写真を撮っている。
太平山神社の建物その他
拝殿前の<御神石(撫で石)>。撫でた後に社殿に参拝するのが手順とのこと。
太平山神社の本殿
<拝殿>正面。大きな文字の<太平神社>と書かれた扁額。この時すでに15時を回っていたが、まだ昇殿参拝者が多かった。
太平山神社の本殿
拝殿の左側にある<社務所>。御朱印はこちら。
太平山神社の建物その他
社務所は開放的で、昇殿祈祷者の待合所に使われているみたい。
太平山神社の本殿
社務所と拝殿は、渡り廊下で繋がっている。
太平山神社の本殿
あらためて、<拝殿>全景。この見た目は、かなり印象に残る。
太平山神社の建物その他
駐車場に戻る途中、「奥宮入口 徒歩5分」の看板を見たので、いつもならさくっと見に行くところだが、この日はもう1社近くに行きたい神社があるので泣く泣くパス。

次回はゆっくり麓から登って、「団子、焼鳥、玉子焼」をいただきに来よう!(o^―^o)

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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