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宇都宮二荒山神社ではいただけません
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うつのみやふたあらやまじんじゃ

宇都宮二荒山神社のお参りの記録(1回目)
栃木県東武宇都宮駅

投稿日:2021年09月29日(水)
参拝:2020年9月吉日
宇都宮二荒山神社(うつのみや・ふたあらやま~)は、栃木県宇都宮市にある神社。式内社(名神大)論社で、下野国一之宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は、豊城入彦命(とよきいりひこ)で、相殿神は大物主命、事代主命。正式名称は「二荒山神社」、古くは「宇都宮大明神」、現在では「お明神さま」、「ふたあらさん」と称されている。

社伝によると、創建は353年、毛野国が下野国と上野国に分けられた際、下野国国造に任じられた奈良別王(ならわけのきみ)が曾祖父・豊城入彦命を氏神として荒尾崎(下之宮;本社の100m南方)に祀ったのが始まり。その後、平安時代の838年に現在地、臼ヶ峰に遷座。927年に編纂された『延喜式神名帳』には「下野国 河内郡 二荒山神社 名神大」と記載があり、日光二荒山神社とともにその論社とされている。また、両社ともに下野国一宮と称している。平安時代中期に藤原秀郷が当社で授かった霊剣をもって平将門を討ったとされ、それ以降武家の信仰が篤く、源頼義、源義家、源頼朝らが戦勝祈願をし、社殿造立や寄進を行った。また宇都宮城を築城した当地領主・宇都宮氏の初代当主・藤原宗円が宮司を務め、以後宇都宮市の加護を受け、1498年に17代当主・宇都宮成綱が社殿を再建。江戸時代に入ると、徳川家康が宇都宮城主・奥平大膳大夫に命じて社殿を改造させている。明治時代には、近代社格制度の下、国幣中社に列格した。

当社は、JR宇都宮線・宇都宮駅の西方1kmほどの、宇都宮市の中心街にある明神山(標高135m)の山頂にある。鳥居は、メインストリートの馬場通りに面して立っている。中型オフィスビルや中型商業施設が立ち並ぶ真ん中に、広い敷地をどーんと構えているところからすると、この街が当社を中心に発展・存続してきたことが想像される。大鳥居から、幅が広く長い階段が伸びる様には、大社の風格がある。山頂の境内地はさほど広くはなく、裏手を中心に山の斜面は広く駐車場となっている。

今回は、式内論社、下野国一之宮、旧国幣中社、別表神社ということで参拝することに。参拝時は祝日の早朝で、最初は参拝者をあまり見掛けなかったが、時間が経つにつれお宮参りの子供連れなどが来ていた。
宇都宮二荒山神社の鳥居
境内南側入り口にある<鳥居>と<社号標>。宇都宮駅西口の中心街にあって、メインストリート、馬場通りに面している。遙拝者向けに、賽銭箱が置いてある。
宇都宮二荒山神社の建物その他
印象的な社殿への階段。
宇都宮二荒山神社の山門
階段を登り切ったところにある<神門>。両側には<東西回廊>が伸びる。
宇都宮二荒山神社の山門
神門をくぐる。気持ちが引き締まる。
宇都宮二荒山神社の手水
神門をくぐって、すぐ左側にある<手水舎>。
宇都宮二荒山神社の本殿
境内全景。拝殿前は広々としている。
宇都宮二荒山神社の本殿
<拝殿>全景。現在の社殿は、1868年の宇都宮戦争(戊辰戦争)で焼失したのち、1877年に明治新政府に仮社殿として再建されたもの。近代以前は、20年に一度建替えられていたとのこと。
宇都宮二荒山神社の本殿
<拝殿>正面。
宇都宮二荒山神社の本殿
拝殿内には、大きな扁額。
宇都宮二荒山神社の本殿
拝殿の後ろの<本殿>。堂々たるサイズの、神明造の本殿。
宇都宮二荒山神社の末社
社殿の左側奥にある<初辰稲荷神社>。この左手に大きな<社務所>があって、御朱印はそちら。
宇都宮二荒山神社の末社
社殿の右側奥にある<須賀神社・市神社>。
宇都宮二荒山神社の本殿
<須賀神社・市神社>の正面。
宇都宮二荒山神社の狛犬
<須賀神社・市神社>の前方にある<神馬>の像。
宇都宮二荒山神社の建物その他
神馬の像の近くにある<神楽殿>。
宇都宮二荒山神社の建物その他
神門を出て、階段下を見渡す。左前方の大きな商業施設ビルは、旧宇都宮PARCO。
宇都宮二荒山神社の末社
階段の途中に境内社が並ぶゾーンがある。登りの右側には、左から順に<松尾神社>、<荒神社>、<水神社>がある。
宇都宮二荒山神社の末社
登りの左側には、左から順に<菅原神社>、<十二社>、<剱宮>。
宇都宮二荒山神社の建物その他
登りの左側奥には、<針霊碑>(左)と<筆塚>(右)の石碑がある。
宇都宮二荒山神社の鳥居
街の中心にあって、地元の人々の生活に溶け込んでいる感じ。
(あまりに中心地にあるので、バイクでも駐車場が有料なのには参った...ただし、ご朱印拝受で無料券がもらえたけど。(^_^;))

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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