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遠江國式内社巡り 其の八
■神社名 山名神社(ヤマナジンジャ)
■御鎮座 周智郡森町飯田
■御祭神 素盞嗚命
■御例祭 七月十四日十五日
(現在では直近の金土日曜日)
山名神社天王祭舞楽
(重要無形民俗文化財)
■式内社 遠江國六十二座山名郡四座
山名神社(ヤマナノカミノヤシロ)
■旧社格 村社
山名神社は延喜式神名帳の遠江国六十二座山名郡四座に列する、山名神社の論社とされる古社です。
※遠江國は現在の静岡県西部の大井川以西、山名郡は袋井市並びに森町の大部分と隣接する磐田市東部の辺りを示します。
境内のすぐ西側には太田川が流れ、少し南に下れば袋井市となります。
(式内社のもう一つの論社、同名の袋井月見の里の山名神社も近い距離です)
神社創建は慶雲三年(七○六)とされ、神仏習合の時代には牛頭天王(古代インド祇園精舎の守護神、八坂神社(祇園社)の御祭神で、素戔嗚尊と同一視)をお祀りし、牛頭天王社と称していました。
また朱塗り三間社流造の御本殿は、享保十七年(一七三二)の建立とされ、県の有形文化財に指定されています。
そして境内中央にある舞殿。
山名神社の祭礼は「飯田の祇園」と称される、京都八坂神社の祇園祭をルーツに持つ、厄払い・疫病退散を祈願するお祭りです。
そのなかでこの舞殿にて披露されるのが「山名神社天王祭舞楽」です。
天王祭舞楽の演目は八段で構成されていますが、特にカマキリのかつらを付けて舞う蟷螂の舞は、全国的にみても大変希少なものとされています。
この「山名神社天王祭舞楽」は先に御紹介しました遠江國一宮小国神社、並びに雨宮神社で左右の対をなす「十二段舞楽」と合わせ、「遠江森町の舞楽」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
浅識により実際に参拝に上がった時に、手水舎の吐水口がカマキリになっているのを見て、???となりましたが、知ってみると成る程☝️でした。
是非一度は「遠江森町の舞楽」も拝見してみたいと思いました。
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四季折々の催しや限定の御朱印をお受けするのも楽しみではありますが、今改めて地元遠州の古社式内社を巡らせていただき造詣を深めよう、と思い立っての巡拝です。
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