大歳神社のお参りの記録(7回目)
静岡県自動車学校前駅

遠江國式内社巡り 其の十

■神社名　大歳神社（ｵｵﾄｼｼﾞﾝｼﾞｬ）

■御鎮座　浜松市旧東区天王町

■御祭神【 天王宮 】素戔嗚尊（牛頭天王）
　　　　　　　　　　他八柱
　　　　【 天皇宮 】長慶天皇
　　　　　 　　　　　南朝五皇統天皇
　　　　【大歳神社】大歳神

■御例祭　八月第一土曜日曜日

■式内社　遠江國六十二座長上郡五座
　　　　　大歳神社（ｵﾎﾄｼﾉｶﾐﾉﾔｼﾛ）

■旧社格　村社

大歳神社は延喜式神名帳の遠江国六十二座長上郡五座の一社に列する古社です。
※遠江國は現在の静岡県西部の大井川以西、長上郡は天竜川下流域の浜松市旧東区の辺りを示します。

元々は「天王宮」「天皇宮」「大歳神社」の三社に分かれていましたが、江戸時代後期の文化三年（一八０三）に疫病の流行をきっかけに邪悪を祓うとされる素戔嗚尊を主祭神として合祀され、総称として「天王宮大歳神社」として、今の形と、なりました。

当時は神仏習合の神牛頭天王（素戔嗚尊と同一視）をお祀りしていました。
神社例大祭は別名「小麦祭」といわれ、牛頭天王と蘇民将来にまつわる故事に倣い、氏子さんは例大祭までに神前に小麦を奉納し、厄除けの門札を門口に張り厄除けを祈願します。

また、例大祭に合わせて手筒花火の奉納と打ち上げ花火があります。
打ち上げ花火は「天王の花火」として、私の子供の時からも夏休みを彩る楽しいイベントでした🎆

近年大歳神社はバイカーの権禰宜さんのお取り組みで、バイク神社・ツーリングオアシスとしても人気を集めています。
（遠州は世界に誇る二輪メーカー、ホンダ・ヤマハ・スズキの創業の地でもあります

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四季折々の催しや限定の御朱印をお受けするのも楽しみではありますが、今改めて地元遠州の古社式内社を巡らせていただき造詣を深めよう、と思い立っての巡拝です。