りょうたんじ|臨済宗妙心寺派
龍潭寺のお参りの記録一覧(2ページ目)
遠州の紅葉を愛でる 其の四
「萬松山 龍潭寺」
言わずと知れた遠州の奥座敷・奥浜名湖の名刹
で、小堀遠州作の庭園や戦国武将井伊家の菩提
寺としても有名です。
個人的にも大変思い入れのあるお寺さんで、秋
の寺宝展が開かれ紅葉も楽しめるこの時季には
必ずお参りさせていただきます。
大河ドラマの流行りは少し昔の事になりました
が、それでも紅葉の時季は観光客で賑わいます
ので、拝観時間に合わせて早めに伺いました。
おかげで静かにゆっくりと回る事ができました。
庭園の縁側に腰を下ろし、直虎さんも眺めたで
あろう景色をのんびりと楽しめるのは、とても
贅沢な時間です。
山門
「萬松山」の山号額
東門(旧鐘楼堂)
境内の中で一番古い建物です
御本堂
御本堂内の鴬張りの廊下
開山堂
萬松稲荷
正夢稲荷と呼ばれ、祈れば夢が叶うと
言われています
井伊家御霊屋
井伊家歴代当主のお位牌を祀るお堂です
内部も期間限定で公開されていました
龍潭寺庭園
国指定の名所となっています
鐘楼堂
仁王門
梛の木と子育て地蔵
龍潭寺は、行基菩薩によって733年に開創された臨済宗妙心寺派の寺院です。永禄3年(1560年)桶狭間の戦いで戦死した井伊直盛の戒名をとり「龍潭寺」と寺号が改められました。
龍潭寺は、井伊家歴代当主の御霊が眠る菩提寺であり、生前結ばれることのなかった「井伊直親」の墓と隣合って「井伊直虎」のお墓も祀られています。また、「日本の森百選」に選ばれるほどの美しさを誇る約1万坪の境内には、緑豊かな木々が生い茂り、静寂に包まれた心休まる空間となっています。
国指定の名勝庭園をはじめ、赤地に「井」の記が描かれた籠など、井伊氏拝領の品々も収められ、江戸時代に建立されたといわれている龍潭寺伽藍 6棟(本堂、庫裏、山門、開山堂、井伊家霊屋、稲荷堂)は、貴重な文化資源として静岡県指定有形文化財に認定されています。
三ヶ日町の大福寺の次は、引佐町に在る万松山 龍潭寺です。
湖北五山の1つ、臨済宗妙心寺派で、本尊は虚空蔵菩薩。
2017年放映の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で龍潭寺は一躍有名になりました。(柴咲コウ主演、今は亡き三浦春馬も出演していました。)
伝えによると733年に行基によって開創、平安時代から井伊氏の菩提寺であり、1507年に第20代の井伊直平が黙宗瑞淵を招請し龍潭寺と称したとの事です。
丁度、「井伊家展」として春の特別展示と「井伊家御霊屋特別公開」を開催していました。(御霊屋とは井伊家代々の位牌が祀られているお堂の事です。)
「井伊家展」では、世継観音像や念持仏の観音菩薩、太刀や鎧兜が展示されていました。
本堂に入って直ぐに高さ2.8mの釈迦如来坐像が安置されており、その左の間(中心)に釈迦三尊像が祀られていますが、本尊である虚空蔵菩薩が何処に祀られているのかわかりませんでした。(一般参拝者は入れない奥の間がある?)本堂周りの廊下は鴬張りでした。
また、本堂の北側にある小堀遠州作と云われる国指定名勝の庭園はなかなか素晴らしかったです。廊下というか、縁側というか、座布団が敷いてあって、座ってゆっくり庭園を眺める事ができます。
尚、南側の駐車場に停めれば、参道の先に山門がありますが、私は北方面から来たため東側の客殿近くの駐車場に停めてしまいましたので、一通り境内を廻った最後に山門をくぐりました。(東側の駐車場は階段も坂もないため、ご年配の方や足が不自由な方が利用するには適していると思います。)
御朱印(虚空蔵佛)
山門
なぎの木
子育て地蔵
直虎が晩年過ごした塔頭跡地
仁王門
阿形
吽形
仁王門裏側の狛犬
本堂
鐘楼
楼門(鐘楼門)
楼門の内部(鐘の代わりに菩薩像)
庫裡
鴬張りの廊下
伝 左甚五郎作の龍
御霊屋
国指定名勝 庭園
開山堂
藤棚
客殿
井伊家墓所
よさこい◆御朱印を巡る 其の二
昨年秋に参拝しました。
大河ドラマ「おんな城主」の直虎公や、
徳川四天王の直政公などの歴代の井伊家
当主の菩提寺です。
閑静な境内には井伊家の墓所や御本堂の
鶯張りの廊下、小堀遠州作の庭園など
見所も多いです。当日は撮影禁止でしたが
寺宝の特別展示もありました。
御朱印帳にも井伊家の橘の紋や直虎公の姿
が描かれています。
◆ ◆ ◆ ◆
地元浜松で活動している学生よさこいチーム
「浜松学生連 鰻陀羅」さんの2017年度演舞
十二代目「立華」(たちばな)
女領主として立ち上がる直虎公の姿を描いた
ドラマチックな演舞でした。
「立華」の演舞名から既に秀逸です!
東照宮の後は車で30分ほど北上して、龍潭寺にお邪魔しました。こちらは女城主井伊直虎や井伊直政で有名な井伊家の菩提寺になります。そして何と言っても美しいお庭をじっくり見たかったのです。
あいにくの雨模様でしたが、雨と紫陽花の相性の良さは抜群です。
紫陽花にお出迎えされて山門をくぐりました。
寛永8(1631)年に建立された東門(旧鐘楼堂)。龍潭寺の中では最古の建造物です。
本堂です。本堂内を廻って、向こう側にお庭があります。
いきなり大仏様に出会いました。台座含めて3.5mあります。顔や体に多くの傷が付いています。明治の廃仏毀釈の際落書きされたり傷付けられたそうです。修復されずにそのままなのは、その歴史を後世に残すためなのでしょうね。
左甚五郎作と伝えられている龍の彫刻です。生きているような生々しさがあります。
直虎と虎松(後の直政)の像です。ちょっと前の大河ドラマの主人公です。※私は見てませんでした。
禅宗のお寺ですが、美しいです。
井伊家の歴代の当主です。ほとんど「直」がついています。
いよいよお庭が見えて来ました。京都二条城の庭園等を作った小堀遠州作で国指定名勝になっています。
長い縁側があり、一段上がったところに長い座布団が敷いてあります。ゆっくり座って見ることができます。
正面から見ると、こんな感じ。スピーカーから静かな声で庭園の説明が流れています。
端から端まで長いので、全部をお見せできません。ぼーっと見ていたら、同じ説明を3回も聞いてしまいました(笑)ということで、浜松はこれでおしまいです。
本堂の庫裏で書いていただきました。達筆です。ありがとうございました。
2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、柴咲コウさんが演じた主人公、井伊直虎が出家した寺として登場しました。知名度抜群とあって、多くの拝観客が訪れていました。
小堀遠州作という庭園が国の名勝にも指定されていますが、作られたのは直虎の時代から下って江戸時代とのことです。
この寺で印象に残ったのは墓所でした。直虎を含めて井伊家歴代の墓のほかに、桶狭間の戦いの戦死者ら、井伊家を守って倒れた家臣たちの古い墓石もずらりと並んでいます。井伊家は戦乱を生き抜いてやがては彦根の大名になり、徳川の幕政でも重きをなしました。その一方で、戦国の世に滅亡した武家もあまたありました。歴史の非情といったようなことを感じました。
※墓所の写真を撮るのは控えました
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