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ろくしょじんじゃ

六所神社のお参りの記録(1回目)
島根県東松江駅

投稿日:2026年02月05日(木) 23時27分42秒
参拝:2026年1月吉日
出雲国意宇郡の式内社「佐久佐神社」の論社であり、出雲国総社です。出雲国府の跡地に鎮座しており、この場所が意宇平野の中心に位置していることから、周辺の神社からも国府の方へ幣帛を受け取りに行きやすい場所として選定されたことが窺えます。
六所神社の狛犬
《社号碑》
入り口には鳥居がありません。神社自体がほぼ国府のあった位置に重なるため、他の場所から遷座してきたものと推定されているようです。
六所神社の手水舎
《手水舎》
水は流れています。洗ひつるここも…(略)
六所神社の山門・神門
《神門》
現在は熊野大社・真名井神社・揖夜神社・神魂神社とともに意宇六社巡りを構成しています。
六所神社の本殿・本堂
《拝殿》
👁チェックポイント‼️
『延喜式』神名帳に記載されている神社(式内社)は祈年祭を基本として朝廷の神祇官から国司に渡された幣帛を受け取って各神社でお供えをするために必ず国府に集まる必要がありました。その目的のために意宇郡の中心である現在地にあったとされていますが、この奉幣制度も次第に遠方の神社が取りに来なくなり、国司側も遠い神社に赴任時に挨拶回りとして参詣するのが面倒になったため崩壊し一宮制度が成立します。その一宮制度も衰退していくとそれらの有力神社を国府の近くにまとめ赴任の参詣を省略した総社制度になります。
六所神社の本殿・本堂
《拝殿内部》🙏
六所の社名の通り御祭神を6柱祀りますが、構成されている御祭神は出雲国に関連するというより記紀神話の中心となった伊弉諾・伊奘冉命さまから連なる神々をお祀りしています。
六所神社の本殿・本堂
《本殿》
例に漏れず大社造です。
六所神社の末社・摂社
《末社①》
六所神社の末社・摂社
《末社②》
御祭神に青幡佐久佐彦命と書かれており、この方が式内社・佐久佐神社の御祭神です。『出雲国風土記』に「佐久佐社」として記載されており、当社が論社として挙げられる由来と思われますが、一般的には八重垣神社が佐久佐女の森があり明治以降こちらの名称を使っていたことから論社としてはあちらの方が有力なようです。
六所神社の末社・摂社
《末社③》
天満宮です。
六所神社の末社・摂社
《荒神》
この地方特有の荒神祭に用いられる蛇を模したしめ縄が巻かれています。
六所神社のその他建物
《社務所》
御朱印と土鈴をいただきました。
六所神社の周辺
六所神社の周辺
六所神社の周辺
六所神社の周辺
《国府の跡地》
意外にも国府の発掘が始まったのは1968年と新しく、『出雲国風土記』にて意宇郡にあったのは判明していたそうで、大津市の近江国衙跡を参照して建物の配置が酷似していることが国府と認定する要因となったそうです。
六所神社の芸術
《社紋》
出雲国の古社に共通する亀甲紋の中に「有」の字が入っています。この字は神在月の「在」の同音異字として使われたのだと思われます。

すてき

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