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きゅうこさん せいがんじ

吸湖山 青岸寺のお参りの記録(1回目)
滋賀県米原駅

投稿日:2024年02月03日(土)
#青岸寺

ご本尊は聖観音。本堂の玄関に福禄寿を祀る。

#福禄寿

中国出身の神様で、南極老人星の神格化とされる。りゅうこつ座α星カノープスのことだ。
ところで、ここ青岸寺の福禄寿の像のそばに、真言「オン マカリシ ソワカ」と書かれていた。須磨寺(神戸市須磨区)も同様。確証は無いが、マカリシは梵語のマハーリシが訛ったものだと思う。仙人を意味する。

インド神話にはマハーリシが何人も登場する。軒並み神々よりも強い。その中でも最強と言われるのがアガスティヤ。ラーマーヤナでも、ラスボスにあたるラーヴァナにとどめを刺す武器を主人公のラーマに与えた。
奇しくもインド神話伝説辞典には、南インドではカノープスがアガスティヤとして崇められている、とある。原文はアルゴ座のLanopusだが、アルゴ座は大き過ぎたためりゅうこつ座を含む4つの星座に解体された経緯を持つし、Lanopusという星は無いので、Canopusの誤記だと思う。

福禄寿が中国の神様であることは疑いの余地がない。少なくとも、アガスティヤが弁才天や大黒天と共にマンダラのパンテオンに取り入れられ、中国に伝わったのが福禄寿だ、などという話は全く聞かない。
カノープスが中国とインドで共に仙人を表す星とされるにとどまらず、中国の福禄寿に梵語でも意味が通る真言があり、その内容が彼の仙人としての徳性を讃えるものであることは、偶然にしろ作為にせよ驚きだ。
吸湖山 青岸寺の御朱印

すてき

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