ひゃくさいじ|天台宗|釈迦山
百済寺滋賀県 河辺の森駅
8:00~17:00(寺宝拝観は要予約)
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楽しみ方
【釈迦山(しゃかさん)百済寺(ひゃくさいじ)】
本尊:十一面観音(植木観音)
宗派:天台宗
開基:聖徳太子
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第35番~
百済寺は、滋賀県東近江市百済寺町に位置します。606(推古天皇14)年、聖徳太子の建立と伝わります。百済の龍雲寺にならって寺を建てたので百済寺と号しました。
「湖東三山」のひとつとして知られています。
~聖徳太子に創建され、「小叡山」と呼ばれて繁栄しながら、信長という一人の武将によって百済寺は灰燼(かいじん)に帰した。だがその寺が、江戸時代に再興されてこうして甦っている。たとえ伽藍は消えてしまっても、おそらく地域に住む人びとのこころのなかには、ずっと百済寺が生きつづけていたのだろう。そして、寺の再興を願う人びとの気持ちが結実して、全滅した寺が復活した。~
~『百寺巡礼 第四巻 滋賀・東海』五木寛之(講談社、2004)~
【赤門】
【表参道】
【通用門】
【不動堂】
【下乗の碑】
【本坊喜見院(ほんぼうきけんいん)へ】
【本坊喜見院】
【本坊庭園】
【本坊喜見院】
【本堂・遠望台へ】
【遠望台】
~百済からの渡来人たちは、ここから比叡山のはるか向こうを眺めて、自分たちの故郷をしのんだといわれている。そのため、展望台と呼ばずに「遠望台」と呼ぶのだそうだ。~
【弥勒坂】
【弥勒半跏石像】
【仁王門】
~草鞋(わらじ)が正面を向いて参拝者を迎える。そして、二体の金剛力士像は、正面を向かずに門の中に納まって互いに向き合っている。そういえば東大寺の南大門の仁王像が、やはり向き合っていたことが思い出される。~
【仁王 吽形像】
【仁王 阿形像】
【弁天堂】
【鐘楼】
【本堂】
国の重要文化財。
【三所権現社】
【仁王門】
【表門】
【本坊の猫】
重鎮の雰囲気。
【御朱印】
近江の最古級寺院で、今から1400年の昔、推古14年(606年)に、聖徳太子が百済人のために押立山(771.8m)の中腹に百済国の「龍雲寺」を模して創建された。
龍雲寺と百済寺のご本尊は、同一の巨木から彫られた「同木二体」の十一面観世音菩薩と伝わる。
開闢法要には、高句麗僧恵慈をはじめ百済僧道欽が仕え、暦を伝えた観勒も永く住したと言われている。
その後、鎌倉時代には、「天台別院」と称され中枢部の300坊に加えて総計1000坊、1300余人を擁する大寺院となりましたが、室町・戦国時代には度重なる兵火、とくに天正元年4月11日に信長の焼討を受け、ルイス・フロイスは『地上の天国:Facusangi一千坊』の消失を惜しんでいます。
江戸初期になって、井伊家、春日局、甲良豊後守等の寄進を得て現在の本堂・仁王門・山門等が再建されました。
往時の姿は、「石垣参道」、棚田のような「一千坊跡群」、「千年菩提樹」などから偲ぶことが出来ます。
百済寺山門(赤門)から石垣参道に沿って400mほど登ったところに本坊喜見院(きけんいん)があり、その表門内側の書院に面して壮大な池泉回遊・鑑賞式庭園があります。
庭園頂部の遠望台前面には、比叡山や湖西の山々が、背面には鈴鹿山脈を借景に取り込み旧庭園の石と山内の谷川から運んだ巨石を組み合わせて築庭されています。
池畔の平らな石を「拝み石」、渓流の源に配された石を「不動石」と呼び、自然の谷川の水が石の間を渓流となって流れ、池に落ちるように造られ、多くのコイが泳いでいます。
この百済寺は、北緯35度線上にあり西に向かって、太郎坊・比叡山・次郎坊(鞍馬山)を経て西方880kmの彼方には「百済国」がありました。
多くの渡来人は百済寺の地から「望郷・遠望の想い」で母国を偲んだと言われております。
| 住所 | 滋賀県東近江市百済寺町323 |
|---|---|
| 行き方 | 近江鉄道/八日市線 「八日市駅」 下車 バス 30分 百済寺本坊前
|
| 名称 | 百済寺 |
|---|---|
| 読み方 | ひゃくさいじ |
| 参拝時間 | 8:00~17:00(寺宝拝観は要予約) |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | あり |
| 御朱印帳に直書き | あり |
| 御朱印の郵送対応 | なし |
| 御朱印帳 | あり |
| 電話番号 | 0749-46-1036 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| ホームページ | http://www.hyakusaiji.jp/ |
| SNS |
| 近江西国三十三箇所 第16番 | 仏さま:十一面観世音菩薩 御詠歌: この山は 分けてぞ仰ぐ 後の世を 頼む仏の 御名と思へば |
|---|---|
| 聖徳太子霊跡 第34番 | 仏さま:聖観音\n如意輪観音 |
| 神仏霊場巡拝の道 | |
| びわ湖百八霊場 第64番 | 仏さま:十一面観世音菩薩 |
| 近江湖東二十七名刹霊場 第11番 | 仏さま:十一面観世音菩薩 |
| ご本尊 | 十一面観音(植木観音、秘仏、重要文化財) |
|---|---|
| 山号 | 釈迦山 |
| 宗旨・宗派 | 天台宗 |
| 創建時代 | 伝・推古天皇14年(606年) |
| 開山・開基 | 伝・聖徳太子 |
| 文化財 | 重要文化財
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| ご由緒 | 近江の最古級寺院で、今から1400年の昔、推古14年(606年)に、聖徳太子が百済人のために押立山(771.8m)の中腹に百済国の「龍雲寺」を模して創建された。
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| 体験 | 御朱印重要文化財札所・七福神巡り |
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